90分の映画だけど3回寝落ちしてしまい4度目の正直で完走。率直に言って好みではないし理解もしづらいが、最終的におもしろいという不思議な映画。でも人には勧めづらい。
浮気妻の脳内会議が繰り広げられ少しずつ夫の様々な面がとき解されていく。基本的に場所はリシャールの部屋と212号室だけなこともあり、また会話劇なので、舞台劇でも十分楽しめそう。
運命を嘆くのはやめて。
自分で切り拓いたいい人生。
男と別れても人生は続く。
思い出が愛に自信をくれる。
この辺に映画のテーマが詰め込んである。人生では必ず選択と後悔が付きまとうけど、良いと思える選択肢を選んで、その自分の選択を信じることしかできないと思う。だからどこかで過去と決別し、今を伴侶と共に生きる、隠し事があっても受け止めていくんだろう。きれいごとだけじゃ人生は成り立たない。
とは言ってもマリアはだいぶ浮ついていて好きになれないなぁ。リシャールにはもっといい人いるよ！と終始思いながら観てしまった…。
