このレビューはネタバレを含みます
キーラ・ナイトレイ主演。
実話を基にした伝記ドラマ。
イラク戦争前に起きた騒動を題材とした作品。
忠誠とは何か、正義とは何か、何が正しくて間違いなのかを考えさせられる内容となっていました。
実話ベースであるが故に振り切れない要素はあるが、ひとつの物語として興すのなら仕方ないのかなと思える。
結果は分かっていることなので、その道中に何が起こったかを掘り起こすしかないのだが。
戦争という部分が関わっているだけに興味深く、価値のある作品であることに違いない。
ただ期待していたはずの見所が、再生時間が進むにつれ、シークバーが残り僅かになるにつれ、嫌な予感に支配されていく感覚。
鑑賞した方は皆感じたのではないでしょうか、まぁ作品のどこに着目するかは人それぞれだとは理解してるのですが。
どこに時間を割いているのか、それが事実として作品の実体なのでしょう。
個人的にはそこに感銘を受けることはなかったのですが、こうして時代の一端に触れることができたのは意味があったと思えます。
こうした作品がなければ、知ることすらなかったのだから。
