アンセルエルゴート主演の「ジョナサン」を観て、なかなか良かったので、こちらも鑑賞しました。
「ジョナサン」では、昼と夜の人格が居るのに対して、
この作品は曜日ごとに7人の自分がいる。
幼い頃に交通事故に遭い、7人の人格が出来てしまった「僕」が"火曜日"を通して、描く物語。
7人それぞれ、癖も違うけれど、楽器を演奏する、絵を描く…等々、出来る出来ないもあったりするだけじゃなくて、筆跡も違うのね…。
伏線がたくさんで、映像も綺麗だなー。って、ぼーっと観ていると、伏線回収も出来ない。
度々出て来る幼かった頃の僕の交通事故シーン。
車のガラスが割れてキラキラと降ってくるシーン(血まみれでは無い)が美しく、
ヒビが入った車のサイドミラーに写る鳥達…。
春…。
ラストが良く分からなくて、考察を読んでなるほど!!と思いました。
火曜日以外は余り出て来ないのだけれど…。
しかも、火曜日の僕はいたってフツメンくん。
なので、他の曜日はどんな感じなのだろう?と想像が膨らみます。
そして
その僕は本当に○曜日の僕なの?と、混乱します。
特にオラついた月曜日の中村倫也がツボ!!
中村倫也ってカメレオンアクターだなー☺️
火曜日と○曜日がスマホのfacetime機能を使って会話する場面。
記憶の穴…脳の歪み等々。
本当に消えたのは水曜日??だけ?
と、色々と考えながら観るのも楽しかったです。
友達の一ノ瀬が可哀想でした😢
一ノ瀬が「僕」の事を好きなのは、もう一目瞭然なのですが…本当に「僕」を好きなのか?
そして、段々と色々な事が明らかに。
きたろうさんの「僕」(火曜日)の担当医の安藤先生の優しさ(もう良い人でしか無い!!)
一ノ瀬を演じたのは「大豆田とわ子」に出演していた石橋菜津美
火曜日が一目惚れをした図書館職員の女性 瑞野に「愛がなんだ」の深川麻衣
休日課長さん??ベーシストのかたでしたか!!
目が覚めると1週間経っている訳だから、1年間で52日分しか生きてられない…というのも、刺さりますねー。