タッくん弐

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のタッくん弐のレビュー・感想・評価

3.9
ufotableの逆襲が始まりました

劇場版だからと新たなお話を流すのではなく原作同様の物語展開、だのにこの人気

様々なタイミングが重なりあったのも要因でしょうが掲載誌での疾走感溢れる潔い終わらせ方も実に新鮮でして

見方によっては如何に読者がジャンプならではの引き延ばしに辟易していたかを象徴しているようでもあります

個人的には社会現象と化すにつれ狂ったようにゲーセンのUFOキャッチャーでグッズ収集し出す僕

いかんせん禰豆子は大人気ですからなかなかクレーン設定が厳しく商品がとりにくいものの頑張る恋してるが故

それはそれとして我妻善逸氏に関しては他人と思えない陰キャぶり

あれだけ女性に対してのリビドーを素直に表現しているに関わらず連載誌では当時人気投票1位を獲得する輩

つまりこれはひとつのことを極める重要性、大切なときにやるべきことを出来る男が求められている結果

小生も学生時分、同級生の婦女子から「タッくんって…やるときはやるよね」って言われた過去をずっと引き摺りいまを生きる

言われたきっかけも覚えておらず、だからと言って恋が走り出した訳でもなかったですが僕が止まらない

そこからは所謂ひとつの『勘違い』という名の無限列車に乗車し夢の中で暮らす日々が続いている次第です隣にメーテル

何故ここでそんな恥ずかしい過去を述べて自らを貶めるかと申しますと無論、人気にあやかっての便乗

いつか何かの間違いでこの感想文を読んでくださった風変わりな女性に優しくしていただきたいからです

そんな風な日々を信じて生きていく、もし出逢えたならばありがとう悲しみよ

煉獄さんが今作で上弦の参と命をかけて闘ったように、小生も心を燃やしたい

映画には出ませんが本当は響凱にいちばんシンパシーを抱いているボキ、今日も部屋で鼓をポンコポンコうつ

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐