こねずみ

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のこねずみのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一言で言うと、
・作画と音楽が神
・伊之助好き
・煉獄さん主役の映画として観るなら、もっと煉獄さんが欲しい
という感想になった、、

やっぱりアニメに引き続き作画が素晴らしすぎる。というか炎の呼吸の技、かっこいい…。
エフェクト詰め合わせDVD欲しい。
アニメからずっとそうなんだけど、個人的お気に入りが霹靂一閃。今作もかっこよすぎてとっても好き。
あと血鬼術も意味分からないくらいかっこよかった。猗窩座が地面踏みつけたら雪の結晶みたいなのが出るやつ、エルサみたい。

そして、LiSAの『炎』本当に名曲だと思う。熱いんだけど悲しい曲で、聴いてるだけで泣いちゃう。紅蓮華より好き。
「決意を餞に」「心に炎を灯して」って歌詞、本当に好き。


ストーリーすごく良かったんだけど、

・魘夢パートが少し長い&目覚め方
→夢が4人分あるから仕方ないけど、少し停滞したように感じちゃった。あと炭治郎が目覚めるまで苦労してただけあって、他のメンバーの目覚めが端折られてたのが気になった。

・前半ほぼ炭治郎と伊之助
→魘夢を倒したのがこの2人だし、ばらけて戦ってるから仕方ないんだけど、他のメンツの活躍があまり見れなかった感じがして残念。
特に煉獄さんに関して、個人的には「これは煉獄さんの映画」くらいのテンションで観てたので、もっと煉獄さん視点が欲しかったんだけど…

おそらく、那多蜘蛛山で善逸の見せ場がきたから、無限列車で伊之助の見せ場っていうのが原作での構成なのかな??その甲斐あって伊之助めっちゃ好きになったんだけど、その分自分の中では煉獄さんが薄れちゃった。
アニメでの登場シーンちょっとだけだったし、もっともっと煉獄さんを知りたかった…


・(個人的に)説明過多
→これは完全に自分の気にしすぎなんだけど、
炭治郎が毎回心の声で語ってくれるやつみたいな、アニメからある説明口調がちょっとだけ自分の中で気になってた。今作も少しだけ。

あと、「煉獄さんが死んじゃった」ってことを強調して訴えかけてくるようなシーンの強調や繰り返しが少し長く感じて、
泣きどころをわざわざ作ってくれてる感じが、ほんとにちょっとだけくどく感じてしまった。
ただ単に、自分で考えて思いに耽ってしみじみ泣きたいっていう我儘なので、完全に合う合わないの問題なんだけど…

その分、伊之助が戦闘時にさりげなく炭治郎を気遣ってるのとか、煉獄さんの話を聞きながら肩震わせてるのとか、すごくグッときたし泣いた。ファンになりそう。


・魘夢の過去が知りたい
→配布されてた冊子では描かれてたのかな?私は貰えなかったからというのもあるんだけど、普通に本編内で魘夢のエピソードを見せて欲しかった。
こねずみ

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