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百万長者と結婚する方法のmakoのレビュー・感想・評価

百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)
4.0
N.E.M.プロジェクトという、現代の人気声優による名画新吹き替えシリーズ。
N.E.M.0473
6作目『百万長者と結婚する方法』1953年/カラー/アメリカ
監督: ジーン・ネグレスコ
初鑑賞。

◆あらすじ
3人の美人モデルが始めた高級アパートでのルームシェア生活。彼女達の夢は、百万長者との結婚!
気の強いシャッツイ(ローレン・バコール)、セクシーだがあるコンプレックスに悩むポーラ(マリリン・モンロー)、うっかり者のコロ(ベティ・グレイブル)は、あの手この手で百万長者のハートを掴もうと奮戦。

初めてマリリン・モンローの出演作品を鑑賞しました。
ジャケ写ではマリリン・モンローが主演みたいになってるけど、シャッツイ役のローレン・バコールが3人のリーダー的存在なのでマリリンは脇役のようでした。

✢シャッツイ…モデル。バツイチで金持ちとの結婚に執念を燃やす。
✢ポーラ…モデル。極度の近眼だが、眼鏡女はモテないと思い込み、男性の前では眼鏡をかけない。
✢ロコ…モデル。金持ちとの結婚を漠然と夢見ている。

3人それぞれ、金持ちと知り合い、いい感じになるものの、結果的に選んだ相手は…。

面白かったです♪
3人の恋模様、恋の駆け引きが楽しかった。
劇中、こじんまりしたファッションショーみたいなシーンがあり、そこで着ている服や帽子が斬新過ぎて面白かった。

ベタな展開とオチでしたが、楽しめました♪
ただ、冒頭オーケストラのシーンがありそれが長くて😅 5分くらいだったかな。
中々始まらなくて驚きました。

メガネっ娘のマリリンはなんだか新鮮でした。セクシーなイメージが強いから、眼鏡をかけていると別人みたいだし、眼鏡をかけないとセクシーなんだけどドジっててキュート💕
シャッツイ役のローレンは澄ました美人さん。誰かに似てると思ったら、市川実日子さんに目鼻立ちが似てました。
ロコ役のベティは雰囲気がふんわりしてて可愛らしい。

気軽に観れるロマンティック・コメディでした。
ゾーイ・エイキンスの舞台『The Greeks Had a Word for It』(1930年初演)と、デイル・ユーンソンとキャサリン・アルバートの舞台『Loco』(1946年初演)の2作品を原作としているそうです。(Wikipediaより)


【声の出演】
シャッツイ役: 大谷育江(ピカチュウ役他)
ポーラ役: Lynn(約束のネバーランド・ギルダ役他)
ロコ役: ファイルーズあい(半妖の夜叉姫・竹千代役他)
トム役: 落合福嗣(落合博満氏の息子、火ノ丸相撲・小関信也役他)


N.E.M.プロジェクト作品、全6作品上映。全て鑑賞できました😁
吹替でしたが、名画をスクリーンで観ることができて嬉しかったです♪
でも所々フィルムが傷んでたのか、傷みたいに見えた箇所やぼんやり写ってたので、できればデジタルリマスター版で観たかったです。



吹替翻訳 井村千端
観客 1階席 ?、2階席 2人
劇場鑑賞 #8
2021 #10
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