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ドロステのはてで僕らのkazu1961のレビュー・感想・評価

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)
4.1
▪️JPTitle :「ドロステのはてで僕ら」
ORTitle: ※※※
▪️First Release Year : 2020
▪️JP Release Date : 2020/06/05
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-208
🕰Running Time : 70分
▪️Director : 山口淳
▪️Writer : 上田誠
▪️MusicD : 滝本晃司
▪️Cast : 土佐和成、朝倉あき、藤谷理子、石田剛太、酒井善史、角田貴志、中川晴樹、永野宗典、本多力
▪️Review
🖋これ面白い!!小さなカフェという空間での2分という超小さなタイムループ。凄いアイディアですよね!!70分の映画はあっという間に終了しました!!遠い未来でも過去でもなく、2分後という微妙な未来に設定するセンスがもうツボに入りました。2分後知りたいですか?(笑)ほんと頭がこんがらがりながらも大笑い!!

🖋これまで時間やSFをテーマにするのを得意としてきたヨーロッパ企画が手がけた、まさに“時間SF映画”の決定版???合成を使わず、全編長回しでタイムループを映像化するのは凄い。しかも無限ループ!!劇団ならではの結束力が感じられる作品です。

🖋人気劇団ヨーロッパ企画。本公演以外にも、映画やドラマの脚本執筆やイベント、バラエティ番組制作、ラジオ、携帯アプリ開発など、演劇の枠に捉われず、多方面にわたってコンテンツ制作を展開しています。そのヨーロッパ企画として初めて劇団全員で取り組むオリジナル長編映画が本作です。彼らのホームグラウンドである京都・二条のカフェで撮影。

🖋物語は。。。
とある雑居ビルの2階。カトウがギターを弾こうとしていると、テレビの中から声がします。見ると、画面には自分の顔。しかもこちらに向かって話しかけています。「オレは、未来のオレ。2分後のオレ」。。。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差で繋がっているらしいのです。“タイムテレビ”の存在を知り、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるカフェの常連たち。さらに隣人の理容師メグミや5階に事務所を構えるヤミ金業者、カフェに訪れた謎の2人組も巻き込み、「時間的ハウリング」は加速度的に事態をややこしくしていきます。。。

▪️Overview (映画. comより)
「サマータイムマシン・ブルース」などで知られる人気劇団「ヨーロッパ企画」の短編映画「ハウリング」をリブートした劇団初となるオリジナル長編映画。とある雑居ビルの2階。カトウがテレビの中から声がするので画面を見ると、そこには自分の顔が映っていた。画面の中のカトウから「オレは2分後のオレ」と語りかけられるカトウ。どうやらカトウのいる2階の部屋と1階のカフェが、2分の時差でつながっているらしい。「タイムテレビ」 の存在を知った仲間たちは、テレビとテレビを向かい合わせて、もっと先の未来を知ろうと躍起になるが……。主人公カトウ役の土佐和成をはじめとする劇団メンバーのほか、朝倉あき、藤谷理子らが出演。原案・脚本を劇団の代表である上田誠、監督を劇団の映像ディレクター、山口淳太が務める。
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