たけちゃん

カサブランカのたけちゃんのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
4.0
時の過ぎゆくままに……


マイケル・カーティス監督 1942年製作
主演ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
今日はいつもとちょっと違いますよ。
こんな何の日、いかがですか?
今日、12月21日の誕生花が「カサブランカ」なんです。カサブランカってユリの一種なんですが、"ジャパニーズ・ハイブリッド"とも呼ばれ、元は明治時代に日本の"タモトユリ"がオランダに輸出されて、現地で品種改良されたものだそうです。
知らなかったなぁ。
日本との関わりが強い花だったんですね。
"カサブランカ"という名は、スペイン語では"Casa Blanca"と書き「白い家」のことだそうで、白い花を咲かせる姿が、スペインの白い家のイメージだったから名付けられたようですよ。

カサブランカの花言葉は「高貴」「純粋」。
やはり、あの白い花のイメージからですよね。






さて、映画です。
花のカサブランカは1970年代にオランダで改良されたものですから、この映画とは全く関係ありません。
それなのに、この花言葉がピッタリ合うとは。
特に「壮大な愛」とか「祝福」ね。

すごいですよ。
今作、1942年の製作なんです。
しかも、ストーリーは1941年12月のこと。
第二次世界大戦中、ドイツによる侵略を逃れてアメリカに逃げる人々は、フランス領モロッコを通過する必要がありました。
そのモロッコのカサブランカで酒場を営むリック・ブレイン役がハンフリー・ボガート。
ほんと。ザ・ダンディ( •̀ω•́ )و✧
この酒場を中心に描かれるリックとイルザの恋愛、そして、大戦時期での戦意高揚を狙ったプロパガンダ映画的側面をも持つ今作。色々と考えるところがあり、とても良いです。
僕はとにかくラストシーンが大好きで、そこに花言葉の「祝福」なんかも感じちゃうんですよ。
少しいい話過ぎですか?(ˆωˆ )フフフ…



それにしても……
わぉ、イングリッド・バーグマン、めちゃくちゃ綺麗ですね。モノクロだから、余計に際立つなぁ。ブロンドだからかなぁ。彼女の出演作で、やっぱり今作が一番好きなのよね。はぁ、眼福(^-^)

そして、ハンフリー・ボガートによるキザな台詞。
「(っ´ω`)っ🍷君の〝瞳〟に乾杯」とか、使いたいセリフベストテンにいくつも入りますわ(ˆωˆ )フフフ…
お腹いっぱい(笑)





そして、音ネタ💩ウンチクンです。
劇中で使われる歌は印象的なものが多いですよね。

「カサブランカ」と言えば「As Time Go By」ですね。サムのピアノが素晴らしいの。
でも……、サム役のドーリー・ウィルソンは実はドラマーで、ピアノは弾けなかったらしく、ピアノを弾いているように演じているだけらしいです。でも、歌は彼なので問題ない( ˘ ˘ )ウンウン


他に、「もしあなただったら "It Had To Be You"」や「Shine」も歌ってますが、酒場でサムが弾く曲で一番好きなのは「Knock On Wood」です。あのノリ、サイコーですよね~。あの酒場で一緒に歌いたいなぁヘヘッ(´∇`)


あと、サントラ盤には入っていませんが、僕は、ドイツ人が「ラインの守り」を歌うのに対抗してあの「ラ・マルセイエーズ」を歌うシーンも好きだなぁ。( ˘ ˘ )ウンウン
「ラインの守り」も好きなんだけどね(ˆωˆ )フフフ…

うん、音楽だけでもご飯三杯いけるわ( ¯−¯ )フッ
あ~、面白かった。
名作は、やっぱり名作ね( •̀ω•́ )و✧
クリスマスに観るにも良き作品。
よろしければ、どうぞ( ̄^ ̄ゞ




なお、この映画、U-NEXTだけではなく、アマプラでも観られますよ!