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この世界に残されてのsayasのネタバレレビュー・内容・結末

この世界に残されて(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

アルドの優しい眼差し。

これは愛と再生の物語。

ホロコーストを生き延びたからこそ、大切な人を失った悲しみや感じる孤独感、恐怖を共に分かち合い生きていく。

人は1人では簡単には生きていけないと思う。やっぱり1人だと寂しさを感じるし、クララの様な境遇そして翻弄された時代の中では計り知れない辛さがあるよね。

スターリンの死去がもう少し早かったら。変わっていただろうか。

少なからずアルドと結ばれて欲しいと思った自分がいた。この映画は年の差の淡い恋を描いていて設定的には凄く私好みだったので大胆にいっても良かったのになあと思ったところも。

ラストのアルドのシーンなんか心に来た。

2人とも演技が繊細で丁寧で素晴らしかった。
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