このレビューはネタバレを含みます
新会社「DCスタジオ」の代表としてジェームズ・ガン＆ピーター・サフランが就任して、正式にユニバース名が「DCU」となりました。
今までDCEUと言われていた繋がりは一旦リセットで、仕切り直しみたいですね。
DCEUシリーズは『アクアマン』『ハーレイ・クイン』『ザ・スーサイド・スクワッド』くらいしかまだ見れてないです。。。
ただ、新しいDCユニバースの世界線の繋がりに、本作は含まれないとか？？
再スタートは次の『ザ・フラッシュ』から？
それともフラッシュまでDCEUで、その次の新しいスーパーマンから新シリーズになるのか。
DCのユニバースがマーベル以上に複雑すぎて、色々調べたけどよくわからなかった。
これから作品を見ていけば自ずとわかるんでしょうか。
本作は、ドゥエイン・ジョンソン にマントとビームを与えて、最強で最恐の超人が誕生！！
見る前から強いことだけは分かる笑。
見てからも期待を裏切らない最強さ！
いちいち壁破壊しながら進むのも笑う。
冒頭の戦闘シーンで、車の中で息を潜めて窓越しに見えるアダムに怯えるアドリアナ達は、正に『ジュラシック・パーク』でTレックスに怯える姿のようで笑ってしまった。
本能レベルでアダムのやばさを感じてる良いシーンでした。
アダムが大暴れでスカッとして楽しい！
アダム無双のシンプルな作品かと思ってたけど、生意気なスケボー少年アモンとの関係とか、JSAとか、魅力的なキャラクターがたくさんで、最後まで飽きずに楽しめました。
MCUに比べると、キャラクターのヴィジュアルはよりコミック的だなとは思った。
MCUは現代に馴染むようにカラーや素材とかを選んでアメコミっぽさは少し抑えられてる感じするしね。
DCヒーローは、言い換えるとコスチュームはちょっとダサい気もするが、それも見慣れていけば魅力になるかも。
あと、ちょっとターミネーター2と重なる要素もあって、それも個人的に良かったな。大好物です。
現代に馴染んでないアダムに"ブラック参上"みたいに決め台詞を教えたりとか、母子を守る厳ついヒールなヒーローなところとか。
アダムとアモンはお互いに父親と息子みたいな関係であって、親子ではない。疑似親子。
無垢な子供に絆されて振り回される不器用な大人って構図がわくわくするし大好きなので、ヒーローと子供のサイドキックってのはたまらんのです！
親子の絆とはまた違う、他人だからこその絆の良さが良いんですよねー！
MCUのピーターとトニー、ケイトとクリント、アメリカとストレンジとかもそうでした。
アダムはヴィランではなく、正にダークヒーローって感じで良かったな✨
やっぱ、他者のために動くのがヒーローだよね！
「すぐに善とか悪とか、自分の基準だけで線引きする」ってアドリアナがホークマンに言った台詞がすごく好きでした。
JSAメンバーではケントじいちゃんが特に好きでしたねー！
ホークマンに別れを告げるとことかうるっときちゃいました😭
そのあとのホークマンの反撃もかっこよかったな！
ケントの「世界が求めるのは白い騎士とは限らない」ってのも名台詞です。
ピアース・ブロスナンは5代目ボンドの俳優さんなんですね！
貫禄あってすごく素敵でした～✨
てか、アモンって名前は神様の名前でもあるけど、この少年も今後ヒーローになるのか、何か秘密や繋がりとかあるんかなーとか思ったり。
その辺も楽しみです！
本作には"シャザム"の要素も絡んでくる。
本作ではアダムに神々の力を宿すときに唱えるワードとして出てきますが、『シャザム』見てないけど絶対繋がりあるよね。
いつか『シャザム』も見たいと思いました。
こうやって広がりを楽しめるのが、ユニバースの良さですね。
クレジットシーンは、ネタバレで彼が出てくるって知ってたんで驚きはなかったけど、彼も降板やらでどうなるんだろ。。。
監督は『エスター』のジャウム・コレット＝セラ。
『アクアマン』とかもホラー出身の監督だったし、意図してホラー作品作ってる監督選んでたりするのかな。
