東京国際映画祭
ジャパニーズアニメーション
『ジョゼと虎と魚たち』
内向的で外の世界を知らない女性が1人の男子大学生と出会い、葛藤を抱えながらも自立していく物語。邦画版は少し重い印象もあった作品ですが、アニメ映画だからこそ明るく万人受けするジョゼと虎と魚たちになったなという印象でした。主人公のジョゼが外の世界を知るシーンには私自身も旅に出たいと好奇心を昂らせてくれました。また、アニメーションだから出来る海中を泳ぐシーンや絵本のシーンには映像美がぎっしり詰まっています。構想に3年半かかった本作品、邦画版も併せて是非ご覧ください。
(鑑賞者:ゆうと)