高校時代の友人と共に鑑賞。
[あらすじ]
スポーツの祭典"WSG"(ワールド・スポーツ・ゲームス)の開催に合わせて開通することになった「真空超電導リニア」と、その裏に隠された大きな陰謀。事件の真相を前に、謎に包まれた一族「赤井一家(ファミリー)」が集結する劇場版シリーズ通算24作目。
[感想]
もろTOKYO2020を意識した物語、"緋色の弾丸"というタイトルのぶっ飛んだ伏線回収、怒涛のスペクタルが巻き起こるクライマックスに、思わず、笑ってしまった……。
「全世界同時公開」と銘打つだけあって、これまでとは異なる海外仕様のOPシークエンスにテンションが上がりつつも、シリーズの常連キャラに次々と窮地が訪れる展開には驚き。
『……異次元の狙撃手』と続けて鑑賞すると、そちら同様、冒頭から財力の限りを尽くす、鈴木財閥の令嬢・園子姉さんに笑ってしまうけれど、クイズ場面での思わぬ大人な対応には、株が爆上がりした。
過去作以上に、メインで登場するサブキャラの設定がややこしいので、ライト層には「赤井一家」の予習を推奨するが、それがなくとも、ハチャメチャアクション推理映画としては、オススメできる一作。
金曜ロードショーではカットされてしまうエンドロールでのエピローグも含めて、映画館で体験できて良かった。
参考
『コナン』青山剛昌インタビュー!「赤井一家全員がしっかり活躍する」『名探偵コナン 緋色の弾丸』公開延期。今の心境は? | ダ・ヴィンチニュース
https://ddnavi.com/interview/619803/a/
(劇中のラブコメ要素は、かなり原作ファンへのサービスという印象でノリきれなかったのですが、どうやら、作者が追加していた模様。)
「名探偵コナンの沼」にハマった大人の本気告白 | ドラマな日常、日常にドラマ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
https://toyokeizai.net/articles/-/423662?display=b
(実に良い分析。ライト層にこそ、共感できる記事。)