耳をすませばの創のネタバレレビュー・内容・結末

むしろこの後の10年がみたい。

3人目を妊娠中にも関わらず子連れで雫の所に家出してくる夕子。
酔ったまま迎えに来て二人にガチギレされる杉村。
ヨボヨボでチェロを弾くお爺さん(と、仲間たち)
定年を迎えても嘱託で頑張るお父さん。
大学で学んだ知識を活かして大成するお母さん。
子どものお受験でナーバスになるお姉ちゃん。
出版業界に迫るネットの波、付いていけない編集長、すっかり韓流に鞍替えした先輩、あっさり転職して行った後輩、いち早くWEB公開に踏み切る園村先生。

そして煮え切らない聖司。的な。

10年前に何があったかは大体みんな知ってるんよ。
中学生役達も悪くなかったけど期待するのは実写での焼き直しではないんよ。
もっと残酷な時の流れに抗う変わらない何かを観たかったんよ。
なんだかいろいろすごくもったいない。

耳をすませばってめちゃくちゃ良い映画だなぁ。と、ただただジブリがより好きになった。