ましゅー

ナイトメア・アリーのましゅーのレビュー・感想・評価

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)
3.7
GWも全国的には一旦最終日ですかね?
天気も良くて夏日だし、皆さん最後の休みを満喫されてるんじゃないでしょうか?
私も明日金曜の出勤を控え、今日はゆっくり休むと決めていたので、昨日はまた張り切って劇場で2本・帰宅後の深夜に自宅で1本観てしまいました😅
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投稿スピードが鑑賞スピードに全く追いついていないですが🤣これで3月の劇場鑑賞録もようやく終わり。
3/27(日)に観た本作にやっと取り掛かれます😂
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(以下 公式サイトより抜粋)
「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞4冠に輝く #ギレルモデルトロ 監督 全世界待望の最新作!

ショービジネス界の華やかな光と甘美な闇
心を狂わせる怪しくも華麗な迷宮が観るものを誘う
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究極のファンタジー・ロマンス「シェイプ・オブ・ウォーター」で世界中を切ない涙で包み、アカデミー賞の作品賞と監督賞をW受賞したギレルモ・デル・トロ監督。現代最高峰の異才が、自らの最高傑作を塗り替える最新作を完成させた!

ショービジネスでの成功を夢見る野心溢れる青年スタンがたどり着いたのは、人間か獣か正体不明な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座。そこで読唇術の技を身につけたスタンは、人を惹きつける才能と天性のカリスマ性を武器にトップの興行師(ショーマン)となるが、その先には想像もつかない闇が待ち受けていた。
(以上 引用終わり)
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(連発しちゃってますが)ギレルモ・デル・トロですよ!
あのオタクちゃんの彼が手掛けるとあっては期待しない方が無理というもの。
…と言いながら実は私、彼の作品は「パンズ・ラビリンス」と「シェイプ・オブ・ウォーター」しか観てないんですけど🤣
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いや多分「パシフィック・リム」なんて観たらむちゃくちゃ好きだと思うんですけどね😅
なんせKAIJUと巨大ロボットのバトルなんて、ひと昔前の私の大好物じゃないですか😂
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しかも当人、日本の漫画・アニメ・特撮がむちゃくちゃ好きらしいし、尊敬する人物の一人として、これまた私の心の師(大げさ🤣)と仰ぐ、今の私の様々な作品の鑑賞眼あるいはものさしに多大な影響を与えた、押井守を挙げてまでいる、非常に親近感を覚える(何様🤣)人物でもあるし
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それでも期待に沿わなかった時の失望感を最小限に抑えるべく、はやる心を若干押さえつけながらの鑑賞となったのです😅
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ふむふむ…。
多分それまで彼が作り上げてきた作品に比べたら、ファンタジー色全開!というわけではないですが、ファンタジー風味の演出・ダークさは全編を貫いてますね。
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そして恐らくこれまでの彼の作品には見られなかったと思われる、見た目も含めた女優陣推しの強力さと来たら!
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#ルーニーマーラ は相変わらず儚げで華奢に見える容姿ながらも秘めた芯の強さみたいなのは😍😍😍ですし

まさか #トニコレット がこんなに美しく・いやらしく😂妖艶と言ってもいい佇まいを見せるとは…
(なんせ私、観るものが偏ってますから🤣 「ヘレディタリー/継承」とか「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」とか😅)

そしてそして!もっとびっくりなのが #ケイトブランシェット 😲
なんかツンとしたオバハンばかり演じてたイメージがありますが(繰り返しますが観てた作品が偏ってるだけで決して悪意はありませんから…😅)、本作ではトニ・コレットに輪をかけて、美しくきらびやかでそして色気むんむんで、これこそ妖艶の権化…みたいな😳
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あ、いやいや。肝心のお話の方ですね😅

一人の男ののし上がりと、それ故の慢心・仕掛けられた罠に気づかなかったばかりの凋落と、といった真っ当なストーリーを真っ当に展開しているという、まともなお話でありました。
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とは言えそこはギレルモ・デル・トロ。『ならでは』のファンタジー色の彩りや、激しめの人体損壊😆描写(どうしてもこういう部分に過敏に反応してしまう😂)も施され
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冒頭の、人か獣か、これが世にも珍しい獣人だ!との見世物のくだりが、まさかオチへの伏線になっていたとは…😓って部分も美しくハマっており、全体的にはしっかり『観た感』の残る、満足できる作品でありました。
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うん。私は結構好きでしたね、これ😉
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あー!やっぱり他のギレルモ・デル・トロ作品も早く観なくっちゃ😆💦
(すぐには無理ですが🤣)
ましゅー

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