みー

情婦のみーのレビュー・感想・評価

情婦(1957年製作の映画)
4.1
これ、邦題とジャケが、ある意味センスがいい。ガッツリ法廷ミステリー(ユーモアたっぷり)でした。面白かった。

とても古い作品だけど評判が良いので観てみたら、なるほど最初から最後まで、とにかく退屈しなかった。脚本が良いのかな?
会話がユーモアに溢れていて、病み上がりの太っちょおじ様弁護士と看護師との掛け合いが最高でした。

階段を電動の昇降機で、葉巻目当てで上がったり下がったりするおじ様だけでも、愛おしい(笑)ずっと観てたい😆

そんな中で登場する、氷のような美女のマレーネ・ディートリヒ。雰囲気ありすぎ!!!

あとはもう、ひたすら推理ミステリーを楽しむという。

さすがアガサ・クリスティ。私は色々予想しすぎちゃってあれでしたが、それでも素晴らしい驚きのラスト。古典映画らしい、素敵な余韻を残してくれた。
大満足!!

最後の、「決して口外しないで…」の演出がまたいいです。

そういや昔、NHKで名探偵ポワロをやってた気がするんですが、母が好きだったなぁ。

推理モノはコナンもそうだけど、不変の人気ですね〜🕵️‍♂️
みー

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