ドルフィンキック

マジンガーZ対デビルマンのドルフィンキックのレビュー・感想・評価

マジンガーZ対デビルマン(1973年製作の映画)
5.0
「東映まんがまつり」のDVDを購入して、見ました。
いや~、素直に、めっちゃ、面白かった。お手頃なランニングタイム、お話のテンポの良さ、そして、展開の早さで、尚且つ、余計なドラマが、殆ど、含まれていないので、中ダルミすることなく、最後まで、飽きずに、楽しめました♪
(マジンガーZとデビルマンの夢の共演に胸が高鳴りました。デビルマンは、当時、レコードを持っていましたが、A面、B面共に、名曲ですね♪)
とんねるずの「デビルタカ」も、懐かしいなあ~♪
正直、デビルマンは、脇役で、マジンガーZの引き立て役なので、デビルマンファンの方には、ひょっとしたら、物足りないかもしれませんが、それでも、不動明のカッコ良さ&存在感は、バッチリ出ていたと思うし、兜甲児との友情にも、グッと来ました。
デビルマンが、光子力研究所を守る姿が、何だか、不思議と言うか、新鮮でした。
本作で、一番、印象に残ったのは、やっぱり、ラストバトルでしょうね。
ジェットスクランダーにスクランダークロスして、ドッキングして、空を飛ぶ能力を得た、マジンガーZが、デビルマンを、助けに行くラストバトルの怒涛の展開、そして、凄まじいアクションの連続は、圧巻でした!!!!!
水木一郎兄貴の「マジンガーわがマシン」が、バックで流れる、燃えるような、熱い展開に、ずっと、画面に釘付で、とても気分が、高揚しました。

映画を観終ったあとの爽やかな感動も、格別でした♪
併映作品に、何と、凄まじい爆破アクションと宮内洋さんと大野剣友会の皆さんの体を張った、「本物」のアクションが、炸裂する、「仮面ライダーV3対デストロン怪人」、「キカイダー01」、「ロボット刑事K」、「バビル二世」、「魔法使いサリー」と、正に、子供向け番組全盛期、ヒーロー番組絶頂期の頃の豪華六本立での上映でした♪

本作で、マジンガーZが、ジェットスクランダーで、空を飛べる、新たな能力を得たように、例えば、帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)が、ウルトラブレスレットを、仮面ライダーストロンガーが、再改造されて、チャージアップされたように、ヒーローが、新たな力を得て、パワーアップして、敵をコテンパンに叩きのめす展開は、熱い気持ちになって、とても気分が高揚しますね♪