Aya

ザ・コールのAyaのレビュー・感想・評価

ザ・コール(2020年製作の映画)
3.7
#twcn

チョン・ジョンソすげえ。

韓ドラ第二波の女王パク・シネ。
バーニングで突然現れたイ・チャンドン発ミューズ、チョン・ジョンソ。
そして私に推されまくってる冴えないメガネがチャームポイントのウリドンフィ。

脳腫瘍で闘病中の母親。なにやらお父さんは亡くなっており、過去を許せないながら面倒を見る1人娘のパク・シネ。

久々に訪れた豪奢だが朽ち果てた実家。
旅路でおき忘れたスマホを拾った不可解な人物。
そして家にかかってくる助けを求める女性の電話。
壁の穴とラップ音。

ある日空洞の壁をぶちやぶると、中からお祓いに使う燭台と1990年代の女性が写った写真。

そして日記。
その晩、パク・シネの家にかかってきら電話は、日記の中身と全く同じ内容だった。

電話の主チョン・ジョンソはパク・シネに電話をかけては「ソニ、ソニ」と呼ぶ。
謎はすぐに解けた。
彼女たちは同じ家に存在し、過去と未来で交信していた。

というかこっちは映画見てるから非現実もすんなり受け入れられるんだけど、映画の中の登場人物たちの非現実をすんなり受け入れるのすごいw

そして過去のチョン・ジョンソの行いによりパク・シネの父が生き返るという歴史の塗り替えが起きる。

祈祷師の養母に虐待されて過ごすチョン・ジョンソにとってパク・シネとの電話はかけがえのない時間。
現在が充実したパク・シネは一瞬チョン・ジョンソからの電話を疎かにしてしまい2人には溝ができる。

パク・シネはネットでチョン・ジョンソが養母に殺害される記事を見つけ彼女を助けようとするが・・・。

この辺から話がカッコ良くなっていくんですよねえ♪

よく考えたらパク・シネは1mmも悪くないんですけどw
不遇すぎる育ち方をしたチョン・ジョンソが追い詰める追い詰める。
殺すか殺されるかだから・・・。

ウリドンフィまで手にかけやがって!!

過去未来交信ものとしてのカラクリもこねくり回して色んな手管を見せてくれるからおもしろい。
その手があったかあ!の連続で片方がサイコパスでバッチバチに抗戦的なの超良かったな。
最後、ん?と思ったけど。

イ・チュンヒョン監督はアイデアが多才だしハンサムですね。
1990年生とのことで、パク・チャヌクとかカン・ウソクとか見て育ったんだろな〜!という親近感!

血と関係性と心理戦、そして電話と屋敷という限定されたお題で90点!って感じです。
これからが楽しみですね。

それにしてもハンサムですね!

それにしてもチョ、チョン・ジョンソ恐るべし!
1作目でユ・アインとスティーブン・ユアンに挟まれ、2作目でぱくパク・シネとW主演。
どんなシンデレラキャリアだよ。


日本語字幕:千 香仙
Aya

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