かなり期待していたんですが、肩透かしくらいましたね。
ファストファッションで億万長者に上り詰めた男が主人公なんです。
で、はっきり言ってこういう映画って風刺がいかに面白くてトゲがあるか？じゃないですか。
でも、トゲもさほどだし、何より風刺が全く面白くなくて、かなり退屈でした。笑いの間も全然、出来てなかったです。
風刺ですべるのは下ネタですべるのよりもキツいです。
じゃあそもそも僕は何に惹かれて、この映画を観に行ったのか？
そんな事を言う輩がいるでしょうよ！
面白いじゃない！説明してやろうじゃないのよ！
ファストファッションの帝国とまで言ってるんです。
この映画はならばどうやって安く商品を消費者に提供して、尚且つ金を儲けるのかを観たいんです。
スリランカ？ミャンマー？そりゃ欧米や日本に比べりゃ人件費は安いの当たり前ですよ。
お金のない国行って、そこで安く買い叩くのが手法って何が面白い？
自分は儲けて東南アジアの人達に苦しい生活を強いている。
そんな事を今更、何言ってんの？
それだったら【すしざんまい】の社長がアフリカの海賊を雇ってマグロ漁をやらせてる方が凄い発想だし面白いし、みんなが得する話ですよね。
ラストのオチ、敢えて書きませんが見え見えです。
ああなるに決まってます。ナルニア国物語とも言うてました。映画の中でですよ。僕の親父ギャグじゃないですよ。
映画のセリフに出てましたよ。
映画として新しさも何も無くて、主人公はみんなが嫌いなタイプの人間です。
それで映画が面白くないので、映画館に観に行ったのは大失敗です。
