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バレエ: 未来への扉のkazu1961のレビュー・感想・評価

バレエ: 未来への扉(2020年製作の映画)
4.4
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-230
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋いやぁ、めっちゃ良かった!!クライマックスの2人の少年のバレエシーンにはもう鳥肌が。。。インド特有のカースト制や宗教問題など幾多の問題を乗り越えて2人の少年達が夢に手が届く、その姿は爽やかな感動でした。

🖋しかもインド映画らしからぬ、題材はバレエ、この描写が美しいんですよね!!
片や、カースト制のスラムの貧困に育ち、片やヒンドゥー教とイスラム教の対立に巻き込まれて、でも夢を見て掴んでいくことを諦めない。そう、とても希望を与えてくれる、観終わってからも温かい気持ちになれるそんな作品です。

🖋2人共、親や親族にバレエをすることは反対されていました。でも結局、一途なそれぞれの息子の姿を見て子供達が夢を叶えることを応援してくれるようになっていくその描写には涙が止まりませんでした。

🖋そして2人のイスラエル人のバレエの先生の変化もとても心にグッときました。インドに来た時は様々なことに嫌悪感を持っていたのですが、2人の弟子に出逢うことによって人としての情熱や優しさが。。。ラストの旅立つ2人を見守る優しい目にまたまた感動でした。

🖋ほんと人生は分からない、そんな中で出逢いはとても大切なことだと再認識させられました。青春ストーリーとしてもサクセスストーリーとしてもとても感動的な素敵な作品でした!!

🖋本作、2017年にスーニー・ターラープルワーラー自身が監督したドキュメンタリー「Yeh ballet」に基づいています。これは2人の貧民街の少年が白人のバレエ教師に才能を見出され、オレゴンのバレエアカデミーの奨学生に選ばれるまでが描かれています。2人の内の1人は、ニシュを演じたマニッシュ・チャウハンです。マニッシュは本作で自分自身の役を演じたことになったんですね。

😭Story:(参考: 公式サイト)
エキセントリックなバレエ教師に、類まれなダンスの才能を発掘されたムンバイの少年2人。偏見と非難の目が向けられる中、彼らは大きな夢を追う。

🔸Database🔸
・邦題 :『バレエ 未来への扉』
・原題 :『Yeh Ballet』
・製作国 : インド
・初公開 : 2020
・日本公開 : Netflix 配信
・上映時間 : 117分
・受賞 : ※※※
・監督 : スーニー・ターラープルワーラー
・脚本 :
・原作 : ※※※
・撮影 :
・音楽 :
・出演 : ジュリアン・サンズ、マニッシュ・チャウハン、アチンティア・ボース

🔸Overview (参考:映画. com )🔸
※※※
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