まるちよ

サイコ・ゴアマンのまるちよのレビュー・感想・評価

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)
2.2
庭に埋まっていた謎の宝石が実は宇宙を震撼させた極悪宇宙人のものだった。
でも宝石は悪魔を使役させる効果があるから、主人公の少女に頭が上がらず服従させられてしまう。
なんとか宝石を取り返したい極悪宇宙人と、ワガママで天真爛漫な少女が絆を育む話。

低予算B級映画なので、極悪宇宙人が戦うシーンや、追手となる宇宙人たちの衣装などはチープ。
味があると諦める他ない。
ただ、なぜかグロ描写は結構気合が入っていてそのアンバランスさが笑える。

サイコゴアマンと名付けられた極悪宇宙人を再び封印すべく、スター・ウォーズの評議会みたいな連中がいるんだけど、どいつもこいつも個性的な格好してて面白い。
死体が詰め込まれたバケツに顔がついてるやつとか、お前のところの民族は全員そんななんかい、とつっこみたくなる。
なぜか日本語を話す女とか、監督がやりたかったB級要素をパンパンに詰め込んだキャラが勢ぞろいでこれだけでも見る価値はあった。

話の流れはバディムービーに近くて、ほんわか楽しめる。
グロがちょっと過ぎるけどブラックユーモアいっぱいで高校生以上だったら笑って見られる映画と感じた。
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