モラハラ被害者を見守る会って感じだったな…うちの父をはじめとする『昭和の日本のお父さん』達に観てみてほしい、逆に
後半なんてホラーかと思ったし、あんなこじつけに使われるだなんてremembrance dayのthey shall not grow old〜にも従軍者にも戦没者にも失礼じゃ無いのか
アンジェラはナイス撃退だった
カメラワークは面白かった
真俯瞰で見せる入江、ドローンで舐めるように見上げる白い崖…イングランドが舞台なのに少しも雨降って無いし空曇ってないし、空と海が澄んでひらけてて、あんな風景のところもあるのね
ビルナイなのに『老人がアイスクリーム舐める』あのシーンがものすごく侘しくて悲しい絵面になっててオーラ消すのすごいわと思ったし、ジョシュオコナーは幸せじゃない芝居がものすごく上手い
BGMと犬の使い方が雑過ぎないか？という点が気になるというか、不満だった
特に、出て行った後に流れる突然のモーツァルト…アネットベニング母の信仰心とかミサでの”kyrie”の話とかは出て来たけど、あまりにも壮大で映画全体の雰囲気に合わなくてあそこだけ浮いてた
あと父子でWelsh Lamb食べてたレストラン、高級とか言いつつあんなカジュアル過ぎる格好で入れちゃってる感じなのでセリフと画面のギャップがなんだか気持ち悪かったのと、アネットベニングがキモノスリーブのローブ着たまま料理とかしちゃってて、袖に火が燃え移りそうなやつも
詩の引用とか冬将軍に敗れたナポレオン軍の話とか、とにかく劇中文語が多くて原語で観てたら大変だったと思うので日本語字幕で観られたのは良かったけど、観終わったら気持ちが萎んでる
