ニコラス・ツェーが一躍スターダムに駆け上がった作品！『レイジング・ファイア』のベニー・チャン監督。

当時人気だった、『メイドインホンコン』のサム・リーや、スティーブン・フォンのイケメン3人組警察官が、日本のヤクザと対決する物語。
なかなか面白い作品で、ファッションとかはさすがに古臭いんだけど、予算もたっぷり使っていて、楽しい作品になっています。
ニコラス若い！スーパーイケメンです。サム・リーもこの作品の後に、日本映画『ピンポン』に出演しました。

重鎮エリック・ツァンや仲村トオルが出演していて、なかなか豪華な作品。この頃は、香港映画も夢があったなあ。笑
3人ともかなりアクション頑張っていて、新たなる『警察故事』と言える作品でした。この作品が、ジャッキーの『NEW POLICE STORY 香港国際警察』へと継承されます。

ちなみに、ジャッキー・チェンもゲストで出演！若いガキに説教垂れるおじさんの役です。やっぱりジャッキーが出てくると一気に雰囲気が明るくなる！

23年前とかなり昔の作品ながらも、90年代の香港映画のシメとなった作品でした。

1999年当時の香港若手俳優が集結した刑事アクション。
今見ると現在も活躍している俳優もいれば、消えた俳優もいる。

チャン刑事は凶悪犯逮捕のため優勝な人材を入れることに。
そこで警察学校を素行の悪さで退学した3人をスカウト。
日本企業の殺し屋と、香港組織の悪を退治するため潜入捜査をする。

ニコラス・ツェーやサム・リー。
ダニエル・ウーなどが出ており、エリック・ツァンのベテランに、なぜかいる仲村トオル（笑）

ラストに格闘を見せるが、流石に編集とスタントでかなり誤魔化されている。
それと爆発のCGもまあ香港らしい微妙な出来。

この映画自体後進育成の目的のためなのでしょうがない。
それを証拠にジャッキー・チェンが製作とカメオ出演でサポートしているのだから。

香港。何者かに危険なロケット燃料が盗まれ、捜査官が殺された。事件の黒幕は、香港と日本双方の裏社会に通じた日本ヤクザの赤虎(仲村トオル)。殉職した捜査官の友人だったチャン刑事(エリック・ツァン)は本件の担当を申し出るが、彼の願いは聞き届けられなかった。諦めきれないチャンは、素行不良で警察訓練学校を退学させられようとしていたジャック(ニコラス・ツェー)、マッチ(スティーヴン・フォン)、エイリアン(サム・リー)の3人の訓練生を潜入捜査官に仕立てあげ赤虎に繋がりのあるダニエル(ダニエル・ウー)の元に送り込む。


ヤクザ側の人間関係が裏切りなどがあり結構複雑なので分かりづらい場面があった。警察の方もチャン刑事がなぜあんなにも虐げられているか分からない。若手3人組を中心にしてもっと目立った活躍をさせても良かったと思う。熱血まっしぐらではなく抜けている感じがちょうど良かった。

• #2019観賞ワン