藤原直樹

グローリーの藤原直樹のレビュー・感想・評価

グローリー(1989年製作の映画)
4.2
南北戦争時に史上初の黒人部隊が結成される。
これは彼らの誇りと勇気の軌跡。
自由と誇りの為に戦った彼らの勇姿に胸を揺さぶられる。

大佐である主人公の葛藤、黒人兵士達のドラマ、北軍にさえ蔓延っていた人種差別。
だが、戦場での彼らは紛れもなく(白人と黒人ではなく)人間と人間だった。

撮影と音楽の素晴らしさ。
そして役者の演技が感動を呼ぶ。
特にデンゼル・ワシントンが素晴らしい演技を見せている。

全員が給与を拒否するシーンやラストの突撃シーンなど名シーンの連続である。
藤原直樹

藤原直樹