NETFLIXオリジナル映画。
YouTubeにて、予告編ではなくこの作品の一部分のシーンが配信されていてその一部分の「ボルケーノ・マ~ン」の部分が頭から離れずたまに1人でいる時に口ずさみたくなるほど印象が深かったので(ちなみに、同じ音程で「クロヤナギ・サ~ン」もたまに口ずさみます(笑))本編を鑑賞しましたが、いやぁ~中身はシンプルな話なんだけど結構好きでしたねぇ。
世界最大級の歌合戦「ユーロビジョン」に出場するチャンスを手にした小さな町のデュオ「ファイア・サーガ」、だが有力なライバルや邪魔者、舞台での思わぬ出来事が夢を叶えたい2人の行く手を阻むことになる・・・。
アイスランドの小さな町で小さな時から「ユーロビジョンに出た~い」と思っていた夢が数十年後にやっとかなった!!・・・というような素敵な話の展開ではなく関係者が「お~これは、いいですなぁ~。さて、最後の1枠どうする?」という中での日本でもよくやりそうなあの決め方によって奇跡的に参加してさすがの私もテレビ越しに「え~っ」と言ってしまうほど奇跡?と言えるようなトントン拍子で準決勝に進んでいく展開も嫌いではなかったし、なぜ奇跡?が起こった理由もなるほどと思ったけどまた「え~っ」と声を出してしまった展開も強引だけど嫌いではなかったです(笑)
本選でも、ライバルからもありそうな妨害もありいきなりミュージックビデオのようなシーン、ハニートラップもあったりカーアクション?シーンもあって男女主人公コンビどっちも音楽に向けてはまじめだから、衝突することもあるけども、お決まりの展開になっていくんですよ(なんか強引だけど(笑))
そして大会シーンもかなり大規模な音楽シーンなのにちょっとずつしか使わないもんだから、いっそのこと別枠で大会シーンだけを配信してみては?といいたいほど音楽シーンも楽しかったし、盛り上がったしクライマックスの音楽シーンも好きでしたねぇ。
そして、キャストメンバーもまさにちょうどいいと言っていいほどのメンバー。
ファイアサーガ男性メンバー「ラース」役にはコメディでおなじみウィル・フェレイ、相棒となる女性メンバー「シグリット」役にはレイチェル・マクアダムス(いろいろあるけど、ラースを見捨てないところがいい。)、そしてラースのお父さん役にはなんと前ジェームズボンドことピアースブロスナン。ウェルとピアースがちょうどいい親子役だから観やすくていい。
いろいろなことはあったけど観終わっていえることはズバリ言って
「あ~~、やっぱ地元っていいなぁ~~」
と感じてしまうほど、元気になれる面白い1本でございますよ。