踊る猫

イングリッシュ・ペイシェントの踊る猫のレビュー・感想・評価

3.4
ジュリエット・ビノシュを観たかったのでそれに関しては満足出来た。あとはクリスティン・スコット・トーマスの演技に惹かれたというところで、つまり私はこの映画を「女性たちの映画」だと思って観ていたことになる。それが私の単なる助平心から出ているのかどうなのかは自信がない。基本的には私にとっては可もなく不可もなしといったところで、砂漠の光景にしても『シェルタリング・スカイ』の方が上なのではないか、それ以外に観どころなんてないのではないか……といった印象を抱いた。つまり、残念だが私にとっては凡作だった。マイケル・オンダーチェの原作を読んでから臨めばまた印象は変わってくるのかもしれない。残念だが、自分に嘘をつくことは出来ない。それでこの点数になった。
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