Filmarksオンライン試写にて。
本作、コメディー作品の認識に合わせてテンションを持っていくと少しテイストが異なるので驚くかもしれない。
<アルコール中毒への入口>
血中アルコール濃度0.05%を保てばリラックスした状態で気持ちを大きく持てる..。
職場と私生活に悩む男は、哲学者フィン・スコルドゥールが主張した一説を自らの身体で実験する。
ワイン1,2杯を飲みほろ酔いになることで気分が良くなり仕事もプライベートもうまく回り始めるのだが..。
私、以前に自分の弱さから、最良のパフォーマンスをするには、直前にアルコールを摂取し緊張と不安を飛ばせば良いのではと考えた事がある。
だけれど、常習化しエスカレートする事は間違いないと確信した為踏みとどまった。
因みに数年後その手の知識がある弟に話したところ、その方法は次第に効かなくなり摂取量だけ増えていくとの返答だったので心底手を出さなかったことに安堵したよね。
観る人にとっては、お酒が飲みたくなるような内容かもしれないが(そう..?)、私にとっては中々刺さる映画でした。
一番の見所であろう華やかな祝杯に私はどきりとした。