劇場版で衝撃を受けた後、門真国際映画祭で、オリジナルバージョンが上映されたため、Web会場にて鑑賞。
[概要]
一部で話題になった衝撃の3DCG映画『スプリンパン』の尺が倍になったオリジナルバージョン。ダイジェスト的な印象を受けた映画版と比べると、全体的な流れが自然になっている。
[感想]
尺が5分から12分に延びるだけで、ここまで、安定感が出るのか……という衝撃。
映画版では、フェードアウトしざるを得なかった音楽や場面との間が繋がったことで、(荒唐無稽な物語には変わりはないが)大幅に違和感は解消されていた。
何といっても、音楽が最高すぎて、なんなら、後半、泣きそうになってしまった。
来年は30分版、再来年は1時間版と、どんどん尺を増やしていただいても構わないし、多分、このままの調子で、長編化された号泣する自信がある。
わりとマジで応援してます……!
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ロボコンに続いて、おそるおそる鑑賞。
[概要]
「恨みや妬み、いがみ合いや争いのない作品を作りたい」というコンセプトのもと、世界進出も視野にいれて、製作された渾身のミュージカルアニメ。
[感想]
ダイジェスト形式で描かれる女性版ピーターパンの愉快な冒険とダンス(上映時間:約5分)
期待を裏切らないカオスなアニメ映画。
『がんばれいわ!!ロボコン』を超える衝撃という知人の感想をも上回る唯一無二の映像体験だった。
他の方のレビューでも言及されているが、「こうしなきゃいけないことはない、どんなことでも面白い」というような劇中の歌詞がハマりすぎている。
そういう意味では、改めて「映画のあり方」を考えさせる近年でも最高峰の哲学的映画とも言える。
あまりにも駆け足に進んでいく物語に、逆に1時間30分で観てみたいなぁ~と思っていると、本人のブログに
「そして、そのうちスプリンパンの長編アニメを作りたいです。」
と書かれていて、笑った。
なんやかんやで、世界進出は応援してます。
参考
短編アニメ「スプリンパン まえへすすもう!」をなぜ作ったか?|JETINOUE(井上ジェット)|note
https://note.com/jeti/n/n38194d0eae16
誕生!VTuberなスプリンパン♪
https://youtu.be/KDQyvNo8Txk
(あ、スプリンパンって、Vtuberやったんすね……。←すっとぼけ)