一番好きなバットマン映画は『バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲』です。ネタではなくマジです。この映画が好きな人は無条件で親友です🤝笑。
超高速で移動する能力を持つフラッシュことバリー・アレンは、過去に戻って亡くなった母親の命を救う。彼のその行動は現在の世界に影響を及ぼし、スーパーマンらはおらずバットマンは全くの別人になってしまう。さらにかつてスーパーマンによって倒されたはずの敵が大軍を率いて地球に押し寄せたため、フラッシュは世界を元通りにして人々を救おうとする。
エズラ・ミラーの不祥事でネガティブな印象も付いてしまった本作ですが、この映画はエズラ・ミラーありきの映画なのは間違いない。自分同士の会話の演技であそこまで自然にやりとりできるのって凄くない？合成もめちゃくちゃ自然で2人のバリーの会話はかなり楽しかったです。
そもそもマイケル・キートン、ベン・アフレック、マイケル・シャノンとかDC映画の過去作に出てる一流俳優陣が出ているのに、そこを特にフューチャーせずエズラ・ミラーを出ずっぱりにするのも冒険だと思います。でも個人的にはこれくらいの描写にしたのが『ザ・フラッシュ』のタイトルを冠した映画として相応しいと思いました。
超高速で動くヒーローは『X-MEN』シリーズのクイックシルバーがいますが超スピード表現が違ってどちらも見応えがあります。病院から降ってくる赤ちゃんたちを助けるとこいいよね。時間を越える描写も今まで見たことのない映像表現。こういう体験をさせてくれるだけでも映画としての価値はグンと上がりますよね。
序盤〜中盤にかけてのコメディも面白いしアクションも見応えがありました。バットマンやスーパーガールが出てるからお得感もあるし、これ実質新しい『ジャスティス・リーグだよね？笑。DC映画の中でもかなり面白い方だし、タイムトラベル映画としても新しい傑作だと思います。面白かった！
