タスマニア

ザ・スイッチのタスマニアのレビュー・感想・評価

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)
3.5
2021年35本目。

「私達!!入れ替わってる〜〜〜?!!」
"前前前世" が流れてきそうな展開。
でもブラムハウスはやっぱり違う。ただの入れ替わりではない。

とりあえず、面白かった!というか、楽しかった!
公開延期で割と待ち望んでいた映画の一つだけど、ブラムハウス作品は結構信頼している笑
更に「ハッピー・デス・デイ」の監督ということで、更に期待していた。
「ハッピー・デス・デイ」も割と好きだったから。

とにかく細かいこと気にせずに笑える。
ホラーでもあり、SF でもあるけど、青春だったりもする。
このミックスが面白いし、黒人と同性愛者を親友に据える感じや、頼れる警察官の役割を女性にするところとか、ブラムハウススタジオならではの社会的メッセージとかもあるのかな?って思わせる感じも好きだわー。

あと、ビンス・ボーンとキャスリーン・ニュートンの演技がいいわ。
「男性らしさ」と「女性らしさ」って仕草や小さな振る舞いに現れるって事がすごく分かる。(○○らしさという表現に差別的な意味はないです)
ちゃんとおじさんの風貌の中に女の子が住んでいた笑

ミリーの方も入れ替わり前と入れ替わり後で表情の柔らかさが違っていたり、細かい仕草や歩容の違いで "屈強な男" が中に住んでいるのがイメージできる。

あと、ミリーが可愛い。
太めで意思が強い眉毛と優しさとか含めて、あの娘がバカにされる世界線は理解できないねー。・・・という点を突っ込むのは野暮だね笑

友達に "Love You" と言って分かれるあの感覚が好きだわ。
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