『ゲームオーバー』

✨️オススメレベル✨️★★☆☆☆2.2

★0~5.0で評価しています❣️

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若者9人がキャンプをしていた

睡眠ガスが投げ込まれ

目を覚ますと高校時代の先生が、、


そして、体にはタイマー付きの爆弾のようなもの

1人だけは助かると言い残し
自殺する先生、、、。

仲良しグループ9人による殺し合いが始まる、、、。


というあらすじ


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森の中での殺し合いで
暗すぎてあまりよく見えないところも多くて
つまらなかったなー🫤🫤🫤

仲が良かったのに言い合いをしていくところなどは、人間の醜さを描いていて面白かったかな〜

まぁ、とくにオススメはしません🤣

南アフリカ作品は、お初かな？！ついつい、覗きたくなる、ゾンビ、サメ、デスゲームで、覗いちゃいました。「バトルロイヤル」「ソウ」的な王道デスゲーム展開。レビュー評価につられて、ハードル下げて観賞したら、まあ普通には、楽しめましたね。デスバトルの手口は、ややモッサリとしてる感じが否めませんが、、、最後までつなげていく感じ、低予算で頑張ってる感じ、それほど雑な印象は、受けなかったが、、、オチのキャラ印象がのっぺり、なのでオチも、、、平均点。１回限り。

原題「TRIGGERED」引き金に為る。形容詞「alarm is triggered」的に使うが本当の意味は劇中で語られる。本作は南アフリカの自称ホラーの帝王Alastair Orr監督最新作。本国ではSouth African Film Awardsで、Best Achievement Make-up and Hairstyling受賞。R指定だがアメリカでの配信も高セールスを記録した。

Orr監督はハリウッドの作品をパクって、人知れず南アフリカで商売するスタンスで作家性など微塵も感じない作品ばかり垂れ流してる。前作「逆殺館」豪邸に侵入した誘拐犯を描くホラーだが、素材は悪くないのに兎に角テンポが悪く、元ネタ「ドントプリーズ」と「エクソシスト」に謝罪するレベル。グロ描写に自信が有る様だが、それ以前に映画学校で演出を習う所から出直すべき。

寧ろホラーでは無くスリラーの才覚が有る気もする。「ex エックス」とアメリカ初進出「JIGSAW ソリッド・ゲーム」意外と悪くない(監督比)。つまり作品の出来が元ネタのグレードと正比例する、実に情けない構図も浮かび上がる。本作のデス・ゲームは日本のアレが元ネタですが、タコ・ゲーム？でしたっけ、相変わらず日本の作品をコピーして輸出する恥も外聞も無い国と大差ない。本作には私の生涯1位作品「SAW」風味も感じる。

「9人」は低予算にしては奮発したと言えるし、廃墟ビルではなく夜の森と言う野外ロケーションで、然程ジャンキー感は無い。スリラー的には肝心のベストが簡単に脱げそうで、タイマーよりもソッチが気に為る。ホラーとスリラーの違いは「駆け引き」「頭脳戦」だが、本作は何れも欠落してるので、単なる馬鹿SAWにしか見えない。

普通なら主人公には一般レベルの常識が有り、それを周りが足を引っ張るのがお約束ですが、本作の登場人物はカエルにも失礼な低脳揃い、恥の上塗り為らぬ、バカの九段重ね。緊張感と言う概念が南アフリカには無いのかと、監督を小一時間説教したい。しかも、バカだけなら良い(良くないけど)性格も最低レベル、何処からこんな底辺が湧いて出るのか、そんな泉が南アフリカには在るらしい。サスペンスも無く登場人物にも感情移入出来ないので「こりゃ、アカン奴」とサジを投げたくなる。

掃き溜めが何で仲良くキャンプするのか意味不明な点を横に置いて、殺すと時間を奪えるシステムが悪い意味で上手く機能する。クズ野郎はさっさと死ぬばいいさ！、何言ってんだお前の様なビッチこそ地獄に堕ちろ！と、馬鹿にバカを上塗りして殺し合うのは、傍から見ると意外と満更でもない。普通なら「俺達はどうして仲間同士で殺し合いをしなければ・・・」と考える常人が1人は居るが、演出テンポは相変わらず悪いが、謎の脱力パワーで押し切るので、意外と観てられる。

全く頭を使わないので、疲れてる時には丁度良いかもしれないが、R指定の真骨頂でスプラッター描写にお金を掛けたので、人体破壊に全く遠慮が無い。意外な発見だがインテリぶった真面な人間が一人も居ない殺戮ゲーム。と言うのはハリウッドではお目に掛かれない代物。これぞサウスアフリカン・テイストと誤解を抱きそうだが、パクり元の映画の小ネタとか、違う面白さも見つかる。

最大の特色、と言えるのが台詞の脱線具合。字幕を製作したアルバトロスのセンスの良さ？も有り、実に面白い(福山雅治風(笑)。殺し合いなのでシリアス一辺倒ですが、ネガティブ全開の台詞のお陰で、壮絶な殺し合いも普通に楽しめる謎仕様が炸裂。監督はR指定紛いのホラーばかり製作してるが、実はコメディが一番似合うのかも。ラストシーンだけ妙に爽やかで、最後まで笑わかしてくれた。

バトルロワイヤル発の南アフリカ産デス・ホラー。この珍味は実際に食べて頂くしかない。