NETFLIXオリジナル映画
トムハンクス主演、「ジェイソン・ボーン」シリーズでおなじみポール・グリーングラス監督による「キャプテン・フィリップス」以来となるコンビで製作された西部劇作品
久しぶりのトムハンクス主演作品鑑賞となり、監督はアクションからリアリティーなんでもOKの私の好きな監督ポール・グリーングラス監督のコンビ、そして数年ぶりとなったであろう西部劇ロードムービー鑑賞
ズバリ言って
最高でした!!
言葉も通じない少女を家に帰す旅だけどもその道中、ハラハラドキドキの銃撃戦に今でも通用しているアメリカの現状も描かれていて、これらの苦難を乗り越えて、主人公と少女の心の距離も縮まって絆が深まっていくんだけども・・・もう、約2時間濃厚な内容でクライマックスも結末も大好きな作品でした。
ニュースの読み聞かせを生業とし、町から町へと転々としていた退役軍人の主人公J・K・キッド大尉。ある日キッドは旅の途中で6年前にネイティブアメリカンに連れ去られた少女ジョハンナと出会い新たな家族のもとへ送り届けるため、テキサスを南下する過酷な旅に出る・・・という物語。
キッドは、少女と出会っても接し方がわからないし言葉も通じない、でもいろいろな人との出会いや読み聞かせの仕事を通じて物語を作っていくことを理解しお互い学びあっていく、まさに西部劇版「レオン」ではありますが、かなりいいんですよ~。
トムハンクスもカッコイイけど、少女ジョハンナ役のヘレナゼンゲルの演技がめちゃめちゃいい。まったく笑わない、すぐ逃げる、しゃべらない・・・でもキッドとの旅を進めていくとどんどん成長していくんですが、後半の展開がまたいいんじゃ。いい子役が出てきたわぁ~と感心させられました。ぜひ、ご注目していただきたい。
リアルな息子もどんどん父親に似てきたけどもやっぱトムハンクスも負けず劣らずの演技もよかったですねぇ。ラストシーンもよかったけど悪役との銃撃シーンは、ありゃ何回見てもハラハラドキドキが来ますよ~。最初はねぇ少女とあたふたした関係ですがラストは好きでしたねぇ。
最初漢字は読めなかったけど邦題もグッドチョイスですわ。
ドローン技術も使った広大な荒野はさすがアメリカ。この中でポツンと旅する2人の絆の物語、果たしてどんな結末が待っているのか、私はかなりおススメの作品でございますぞ!!