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「この茫漠たる荒野で」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

Nights with Tom Hanks vol.13

新聞を読み歩くっていう職業が面白いなあ、ネイティブ・アメリカンの苦しい時代だったんだなあくらいは思ったけど、ストーリーは退屈だった。偶然であった二人が喧嘩しながら次の町へ行くのはグリーンブックと似てるかもだけど、その二人のやり取りはジョハンナが英語喋れないという設定のせいで大して盛り上がらない。ジョハンナは全く分からない設定なのに、英語で話し続けるキャプテンも何だかなあと思った。そして、その全く分からない言語を意味ありげに解釈してるジョハンナも何だかなあと思った。

奴隷制に経済を頼っている南部と奴隷制より労働者に給料を払わせるほうが経済的な北部の対立があった時期。倫理的な側面だけを描いて人種差別批判をするのは簡単だと思う。社会が新たな考えを受け入れるかどうかにおいて大事なのは金であり、社会がそれでも回るのかどうかだと思う。そして、映画自体はあまりこれについてどの立場も取ってないと思った。

各地を旅する退役軍人の男が、孤独な少女との旅路を通じて心を通わせていく姿を描く。

南北戦争が終結して5年。退役軍人のジェファソン・カイル・キッドは、各地を転々としながら世界のさまざまなニュースを読み伝える仕事をしていた。そんな旅の途中、キッドはジョハンナという10歳の少女と出会う。

厳しい自然
るい

るいの感想・評価

3.5
トムハンクスの映画は本当に外れがない。今回も悪くなかった。アメリカが発展する前の話。
mina

minaの感想・評価

3.5
記録
トムハンクスの映画はハズレなしと思い鑑賞
お風呂に入ってホコリおとしたかのーと気になってしまった
トム・ハンクスとポール・グリーングラスの「キャプテン・フィリップス」コンビの2作目は西部劇。

各地にニュースを読み伝えるのが仕事のジェファーソン。
旅の途中で出会った10歳の少女を家族の元に送り返すため目的地へ向かうが、少女には英語が通じない。

ポール・グリーングラスの編集によって上げるスピード感が今作にはまるでない。
意図的にゆっくりしているのだろうが、このペースは西部劇には合うし、何より情報を伝えるという役柄が、そのまま移民の壁を取り払うという現代にもあるテーマにリンクしてくる。

2人の徐々に親しくなっていく感情が繋がっていき、それが最後にお互いの望む状況へと変わる。
移民であろうとも分かり合えるのだと。
西部劇を最後に観たのいつだろうかと最近制作された作品を探していた作品。
トム・ハンクス主演だし評価も高いしちょっと期待しての鑑賞。

時は南北戦争終結間もないぐらい。
主人公のいきなりの新聞読み聞かせに驚き!
本編内でもそんな仕事があるの?って驚かれていたが私自身も衝撃。
その主人公がインディアンに誘拐され育てられた娘を連れて旅するストーリー。
かなり夢中になれました。

正直ドンパチがある西部劇ではないのでそういうものを期待していると肩透かし喰らいます。

お互い複雑な過去がありそれと向き合いながら心を通わせるロードムービー嫌いじゃない。むしろ好き。

結末は誰もが想像した通りで終わりますが、ほっこりできて良き映画でした。

誘拐された娘を演じているのがヘレナ・ゼンゲル。
まだ14歳ぐらい。
活動拠点はドイツみたいですが今後とても期待できる女優さんです。楽しみ!
sanyaaan

sanyaaanの感想・評価

3.7
【最後の少女の笑顔に繋がる荒野での物語】414

《感想》
原題:News of the World

茫漠(ぼうばく)の意味:とりとめがないほど広いさま。

少女役の〝ヘレナゼンゲル〟ちゃんと新聞朗読屋の〝トムハンクス〟の演技が光ります。

カイオワ語しか喋れない少女と新聞朗読で各地を旅する退役軍人の親子の様な愛を紡ぐ物語。

少女の最後の笑顔に繋がるには、途中の荒野での出来事が無ければならず、その出来事を創り出すのは、やはりこのトムハンクスしかいない様な気がします。
トムハンクスの演技に再び感銘を受けました。

原題の〝News of the World〟は最後の映像を観ると、やはりこれだ!とも思うが
その過程を見ると邦題でも十分。
今回は原題、邦題共に良いネーミングでした。

《物語》
南北戦争が終結して5年。退役軍人のジェファソン・カイル・キッド(トム・ハンクス)は、各地を転々としながら世界中のニュースを読み伝える仕事をしていた。その道中で出会った10歳の少女ジョハンナ(ヘレナ・ゼンゲル)は、ネイティブアメリカンにさらわれ育てられた過去があり、英語も分からず見知らぬ外の世界に戸惑っていた。見かねたキッドは、彼女を親族の元へ送り届けることを引き受ける。彼らはさまざまな試練に遭遇しながら、荒野を進んでいく。
(以上「シネマトゥデイ」より)

監督・脚本
ポール・グリーングラス
出演
トム・ハンクス
ヘレナ・ゼンゲル
エリザベス・マーヴェル
レイ・マッキノン
メア・ウィニンガム
マイケル・コヴィーノ

《こんな話》
・人々にニュースを伝える情報屋
・カイオワ族(インディアン部族)
・南北戦争終結の5年後

《関連する映画》
・荒野の誓い
・最後の追跡(荒野)
・レヴェナント:蘇りし者(荒野)
miyumiyu

miyumiyuの感想・評価

4.3
トム・ハンクスの作品はいいなと思える作品。
戦争により変わってしまった人生だったが、新たな思い出を増やしながら幸せになって欲しい。
☆異色の西部劇でびっくりしました。キャプテン(トム・ハンクス)の風貌と語り口が赤ひげ先生(船越英一郎)に似ています。わけあって英語が理解できない少女ヨハンナ(ヘレナ・ゼンゲル)が初めて口にした言葉がstoryでした。これはこの映画の主張です。キャプテンの「新しい思い出が必要だ」という言葉はこの映画のテーマです。ハラハラしながらも最後に向かいます。キャプテンとヨハンナ、どうしてもレオンとマチルダが思い浮かびました。ヘレナ・ゼンゲルがナタリー・ポートマンみたいに成長することを期待します。
八咫烏

八咫烏の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

イーストウッドの「クライマッチョ」と対比させて見たいところ。
独り身の老いぼれカウボーイと言葉の通じない子供との偶然の旅路と同じプロットだが、最後に親族もとに返すのか返さないのかでラストが違ってくる。
この違いはまさに作り手の人生観の違いだろう。
「クライマッチョ」ファンとしては、キャプテンから子供ジョハンナが離れて親族の元に返される展開を期待してしまったので、それとは逆になったのは残念に思ったのだが、人生観の違いなのでそれをどうこう言うのも違う。
終盤になってようやく妻が死んでいて、キャプテンもそれをずっと負い目に生きてきたことが分かるところなんか秀逸。敢えて序盤にバラさないようにすることで、前半のストーリーがミステリアスで深みあるものになっている。

南北戦争後の南部の殺伐としつつ楽しげなコミュニティのある雰囲気なんかも面白い。
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