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涙そうそうのkazu1961のレビュー・感想・評価

涙そうそう(2006年製作の映画)
3.8
▪️JP Title :「涙そうそう」
Original : ※※※
▪️First Release Year : 2006
▪️JP Release Date : 2006/09/30
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : 第30回日本アカデミー賞
優秀主演男優賞 優秀主演女優賞
▪️Appreciation Record : 2020-599 再鑑賞
🕰Running Time : 118分
▪️Director : 土井裕泰
▪️Writer : 吉田紀子
▪️MusicD : 千住明
▪️Cast. : 妻夫木聡、長澤まさみ、麻生久美子、塚本高史、平良とみ、小泉今日子、中村達也
▪️My Review
何度観ても号泣、涙が止まりません。。。
血の繋がりを超えた兄妹愛に、人生の理不尽さに。
元来の日本人の美徳を巧く描いた作品だと思っています。血の繋がらない兄と妹の微妙な感情の揺れ、家族としての愛、男女としての愛、相手のことを思いやるあまりに本音を言えない感覚がリアルに伝わってきます。
本作、歌手の森山良子が他界した兄を想い作詞した、「涙そうそう」の世界観をモチーフに映画化した愛の物語です。『いま、会いにゆきます』の土井裕泰監督が妻夫木聡と長澤まさみをダブル主演に迎え、幼くして親を亡くした兄と血の繋がらない妹が、沖縄を舞台におりなす、切なくも美しい愛を描いています。心に響く主題歌、主演ふたりのさわやかな演技に思わず涙がこぼれ落ちますね。
「涙そうそう」とは、沖縄の方言で、「涙がとめどなく流れる、ポロポロ止まらない」という意味です。泣きたいときは、我慢しないで、思いっきり泣けばいい。泣くだけ泣いたら、もう一度明日に向かって歩き出そう。。。そういうメッセージが込められた作品です。
しかし、この頃の妻夫木と長澤まさみは鉄板ですね。長澤まさみ、今は貫禄も備えた美人女優ですが、この頃はとにかくキュート。ピカピカと輝いてますね。

物語は。。。
那覇で自分の店を持つことを夢見て働く兄の洋太郎(妻夫木聡)のところへ、高校に合格した妹のカオル(長澤まさみ)がやって来て同居することになりました。やがて資金が貯まり店が開店を迎えようとしたとき、洋太郎は詐欺に遭って莫大な借金を背負ってしまいます。それでも洋太郎はカオルを大学に進学させるために必死に働きますが。。。

▪️Overview
日本中で愛されている名曲「涙そうそう」をモチーフに、「いま、会いにゆきます」の土井裕泰監督が手掛けた感動ドラマ。沖縄で生まれ育った血のつながらない兄妹が織りなす、切ない愛の物語を描く。素朴で優しい兄・洋太郎を人気俳優の妻夫木聡が、兄の愛情を一身に受けてまっすぐに育った妹・カオルを「タッチ」「ラフ」の長澤まさみが好演。また、彼らを取り巻く人々を、小泉今日子、麻生久美子、塚本高史ら豪華俳優陣が演じる。(引用:映画. com)
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