2022年83本目。
ドモアリガト。
さすが伊坂幸太郎原作。
脚本や展開とかがそもそもシャレオツでハリウッド映画向きなのかも。
ハリウッド映画が日本を舞台にする際は心配しかないんだけど、今回はそこがあまり気にならなかった分、面白さに専念できたのも大きい!
「日本だけど、我々が知っている日本とは違う」という割り切りが早い段階でできたし。
もはや、真田広之も日本成分なのか疑わしい笑
それでも、幸運・不運に対して「それは運命だ」と語る真田広之の姿を見ると、「なんだか日本的だなぁ」と感じたりもする。
次々と登場する "癖つよ" なキャラクター達の群像劇。
それぞれキャラクターに対する登場演出がテンポ良いし、それぞれのバックグラウンドが徐々に繋がっていく気持ちよさは国を越える。
むしろ、群像劇の魅力を引き出す演出にしてくれているとも言えそう。
個人的にはレモンが大事にしている「機関車トーマス」の話が結構好きで、「トーマスに登場するキャラクターと劇中のキャラクターのマッピング」というアイディアの部分 + 具体的なシールで対象者をマーキングをする機能の合わせ技で、グッとくる展開もあったり。
レモンを演じたブライアン・タイリー・ヘンリーに見覚えあるなぁって思ったら、「エターナルズ」のファストスか!