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BLUE/ブルーのtaikingのネタバレレビュー・内容・結末

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

𠮷田監督の作品は恥ずかしながら初鑑賞。

キャストの力がとにかく良い映画だな~と。言葉は少ないのに一人一人のキャラクターが本当に響く。松山ケンイチの優しくも内に熱意を秘めてる感じ、柄本時生のギャグキャラか?からの持っていき方カッコいい、木村文乃の「見守るヒロイン感」エグい、そして東出昌大が役に入りまくってる(これはほかの方のレビューの方が上手く言語化できてる)ところどころのギャグセンスも好き!

しかしどうしても、どうしてもハマりきれなかった点が・・・・
まず演出の面。頭にタイトル戦前のシーンを持ってきたこと。これ進んでから実際のタイトル戦のシーンが来てから「あ、これ頭のやつだ」となったんですがあれ要りますかね?妙に頭がこんがらがっちゃって・・・
そして病気の面。あんまりはっきりとは描いていないのがどうも自分には合わなかった。東出が「絶対やめない」という意思で防衛戦までは頑張った、というのは分かったものの、彼女の気持ちやジムの人たち(会長や同僚)がどうしたのかいまいち詳しく言われていないのがずーーーーっと気になってしまいました。多分彼女は見守る決意をしたのか?負けたら辞める、もう危ないことはしないという約束だったんでしょうか。にしてもまじで危険な割に放置してない???って思ってしまって・・・(引っ越し作業のチャリで転ぶとこやトラックで事故るとこ、あんなにちょこちょこ危険な事があったらなんか回りもっと心配するだろ!!!)という意味ではこういう味付けの映画はあんまり自分に合わないのかな~なんて思いました。詳しい人、教えて!!!
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