このレビューはネタバレを含みます
プロレスラー葛西純の密着ドキュメンタリー。痛い!ひー。竹田選手のお肉でろーんは流石にキツイ。竹田選手、どうやら復帰は果たしているようですが…。
葛西純、ベストバウト賞を獲ったりして名前だけは知っていましたが、人となりどころか試合の様子を観るのも初めてでした。デスマッチへの興味は湧きましたが、怖さは薄まらず…。
劇中「葛西が笑みを見せるだけで客が湧く」との発言、なるほどこの笑顔は見惚れてしまう凄さ。ゴーグルカッコいい。
魅力がかなりよく伝わる撮影でもありました。特に試合の様子は照明を活かしていたり、スローを効果的に入れる編集だったり、見応えがありました。
デスマッチの認識が改まり、葛西選手の魅力にやられてしまいました。なぜ彼のことを知らなかったのかもどかしい。一方、以前から知っていた方には物足りない内容だったりするかもしれません。
劇伴の使い方もカッコよく、画もキレイで、編集も楽しく、対象の人や物事の魅力が過不足なく提示された、なかなかの名作でした。にしても、歓声のないプロレスはこんなに寂しいのか…。