このレビューはネタバレを含みます
マ・ソクトら広域捜査隊が麻薬ハイパーを捌く刑事チュ・ソンチョルとそれを回収する殺し屋リキと対峙するお話。狭い場所で日本刀が苦しいのがよく分かる。
アクション一辺倒なつくりでしたが、流石にパターンが少なく逆に飽きがきました。マも完全な違法暴力刑事で、それを許せる担保が一切なくなっていました。アクション自体は良かったですが。
話の展開は台詞回しも含めてかなり典型的なサスペンスで、芸がなかったです。コメディ色も強く、面白い箇所もありましたが、これもクドかったです。肝心の最後のアクションにもガッカリ。
役にハマってる人が多かったですが、脇役がイマイチ。特にトモの大根っぷりが酷かったです。一条会長もぶっ飛ばすかと期待していたのになあ。
もういいからそういうの、という最低のラストカットからしてもエンタメ全振りのようでしたが、ただのっぺりとした展開が続くのみで、肝心のアクションも出涸らし感があった作品でした。
