真昼の決闘'88/殺戮汚染都市の作品情報・感想・評価

「真昼の決闘'88/殺戮汚染都市」に投稿された感想・評価

dude

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3.7
『処刑軍団ザップ』をアクション映画にしたような前半が良い。ゆるいノリと取っ組み合いの好みなやつ。火炎放射器や尺伸ばしのようなヘリ同士のチェイスなど、現場の危険さを脳内補完してしまう部分も。悪役ブライオン・ジェームズはアルビノ風評被害の一例ながら岩山に立ち尽くす姿の異形感がたまらない。
B級だ!!とてもB級だ!!!荒野に囲まれた辺境の田舎が一つの謎の組織によって封鎖──殺戮行為に汚染された実験場と化す。そんな街に迷い込み巻き込まれた主人公達が生き抜くサバイバルSFアクション的な作品。

ちなみに"真昼の決闘"のネームは本編に出てくるけれど、正直内容にあんま関係ないので気にしてはいけない。
ただ一方で荒野に囲まれた辺境の田舎で何回か西部劇ライク的な構図があったり……というか終盤は荒野で謎の組織との戦いだね。

前半の汚染された人々の街並みは中々のカオスぶり。一番最初に汚染された人物のチャーリー戦のところの下りから勢いのあるカオスの始まり。
というかチャーリーが勢い強くて好き。妙にタフだし。
前半〜中盤までアクションは銃撃戦や体術などもあり楽しめた。あと夜の街並みで火炎放射機を放つシーンが素敵。

ただ終盤の荒野に入ってから若干アクションの迫力が失速したのが残念だった。荒野以降は地上では完全に銃撃戦と、あとヘリコプター戦など魅力はあるんだけど、アクションや画面の迫力は明らかそれ以前のほうが上手くできている。

他にも物語自体は勢いがあって楽しめはするけど、一方で黒幕倒して事件解決は少々強引など少し不満な点はある。
まあ細かいことは気にするんじゃねえ!的なところなのだろうか?
原題「NIGHTMARE AT NOON」

別題は地獄のハード・キラー/殺人汚染都市で、あまり変わらない。

軍の新薬を使った実験によって、汚染された町の人々が狂暴化、首謀者率いる武装軍団との戦いが繰り広げられるロメロのクレイジーズ風なアクション。

全体的にゾンビホラー、ガンファイト、激しいカークラッシュ、攻撃ヘリの空中戦など、96分で見せ場満載なので、退屈はしない。

ウィングス・ハウザー、ボー・ホプキンスの共演や、
町の保安官役にジョージ・ケネデイ、首謀者役にブライオン・ジェームズ(白いスーツを纏い赤いカラーコンタクトを入れて)が出演。

ホラーとアクションの両方を気楽に楽しみたい方には、おすすめのB級映画である。

タイトルにもなってるけど、やたら、西部劇の
真昼の決闘推しなのはなぜか(笑)

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