1作目から引き続き、色々なアドベンチャー映画のいいとこ取りをしたようなお得な映画になっていて楽しめた。
恐ろしくコテコテではあるが、家族愛、兄弟の絆や、地球温暖化への警告といったメッセージもストレートに伝わってくる。
映画全体を通して、何だかやたらとクラシックな造りのアメコミヒーロー映画だなと感じたが、いかにもって感じの敵兵のコスチュームや潜水艦のセット等を鑑みるに、DCEU最後の作品にして、あえて「アメコミヒーロー映画かくありき」というものを監督が形にしたのではないかと思った。
変に今までのDCEUキャラクターたちがカメオ出演せず、アクアマン１本で勝負しているのも好印象。
上記の内容を踏まえて(?)最後に映画のストーリーに対して身も蓋もないことを言うと、昔の王様はとりあえず封印してもいいけど自分の治世が終わるときにはちゃんと何らかの始末をつけておかないとダメだろと思った。
それとも、これも問題を先送りにし続ける現代人への皮肉なのだろうか…。
