このレビューはネタバレを含みます
前後編での映画化が発表された時から、「相当頑張らないと前後編では収まらないのでは…」と心配していたのだが、いざ映画が始まると物凄く丁寧に高校編をやり始めたので、「いや、これはもう絶対終わらないでしょ。後編の後にシン・デデデデでもやるつもりなのか？」と思っていたら、そこから恐ろしく大胆な構成変更が入ったのでかなり驚いた(逆に原作未読の方はあの展開に付いていけたのだろうか…)。
映画としては、後編が公開されていないのであくまでも現時点での感想になるが、良く言えば原作の持ち味をそのまま映像化出来ていて素晴らしいともいえるし、悪く言えば漫画読めばよくね？とも思ってしまう。
果たして後半の話の構成はどうなるんだとか、原作の終盤のあの展開をそのまま映画にするんだろうかとか色々と気になることはあるが、ここは吉田玲子マジックに一発を期待したい。
