ましゅー

クライ・マッチョのましゅーのレビュー・感想・評価

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)
3.8
こちらも「ハウス・オブ・グッチ」と同日1/16(日)の2本目鑑賞作品という事で、まだまだ1ヶ月前から抜け出せませんが🤣しれっと行きます。
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私が #クリントイーストウッド 作品に目覚めたのはいつなんでしょう?
子どもの頃はテレビでしょっちゅう「ダーティーハリー」シリーズや彼が主役の西部劇を放送してたんですが、あくまでそれは出演作品。監督作はダーティーハリーで言うと唯一「ダーティーハリー4」一作のみで、その頃はもうテレビ放送はかなり減っていた時分。
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監督作と知らずにやはり子どもの頃テレビで何回も放送していたのを見ていた「ガントレット」が、『これクリント・イーストウッド本人が監督してるのか😲!』と後年になって気づいたのが、意識し始めた最初かも知れません。
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劇場・テレビ・レンタル等々を問わずに、これまでに私が観たイーストウッド監督作品を、観た時系列ではなく、あくまで制作順に並べてみると
「恐怖のメロディ」(レンタルビデオ)
「ガントレット」(地上波、レンタルビデオ)
「ブロンコ・ビリー」(BS放送)
「ダーティーハリー4」(地上波、レンタルビデオ)
「ペイルライダー」(劇場)
「ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場」(レンタルビデオ)
「バード」(レンタルビデオ)
「ホワイトハンター ブラックハート」(BS放送)
「ルーキー」(レンタルビデオ)
「許されざる者」(劇場)
「パーフェクト ワールド」(劇場)
「マディソン郡の橋」(劇場)
「目撃」(レンタルDVD)
「トゥルー・クライム」(実は観たか怪しい🤣)
「ブラッド・ワーク」(実は観たか怪しい🤣)
「ミリオンダラー・ベイビー」(機内ビデオ)
「父親たちの星条旗」(レンタルDVD)
「硫黄島からの手紙」(劇場)
「チェンジリング」(レンタルDVD)
「グラン・トリノ」(劇場)
「ヒア アフター」(劇場)
「15時17分、パリ行き」(配信(つい最近😅))
「リチャード・ジュエル」(劇場)
と、本作の(怪しいやつは除いて🤣)計22本。
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全40作品のうち、まだまだ半分強しか観れていないというのが実態ではあるものの、転機となったのは、やはり「許されざる者」と「ミリオンダラー・ベイビー」でしょうか。
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アカデミー作品賞・監督賞を獲ったのが公開前か後か忘れましたが(劇場で観ました🤗)「許されざる者」での、久々に撮った西部劇ながらもそれまでの作品で積み重ねてきた厚みと、その硬質な語り口に『イーストウッド好き度』がかなり高まり
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そして今より輪をかけて忙しく、当時海外の仕事をしていた時に国際線の機内で観た「ミリオンダラー・ベイビー」で、決定的にハートを撃ち抜かれ(恋か🤣)、それまでは普通に好きだった監督だったのが、私の中では『イーストウッド御大』との評価が定まったのであります。
(これもアカデミー作品賞・監督賞を獲ったというのを、後に知りました。)
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自身が出演する・しないに関わらず、常に『人間としての目線・品位』を旨とするような、節度のある作品を作り続けるイーストウッド。

特に近年では、周りが結構ガチャガチャした作品が多くなってきている(個人的な感想です😅)中、流石に老人となって久しい年齢の彼の手掛ける作品は、私自身も年齢をかなり重ねてきたこともあって、派手さはあまりないものの、枯れた心のひび割れに染み入るような味わい深い作品に、より傾倒してきているのがさらに好みになってきている気がします。
(「リチャード・ジュエル」は題材が結構キャッチーでしたけどね。)
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細かいストーリーや成り行きは、もう疲れてきちゃったんで😂割愛しますが、本作もまさにそうした染み入るような作品。

派手さは全く無いですし、流石に90歳を超えたイーストウッドはもう演技も少々おぼつかないところが見え隠れはするものの😅、アメリカ映画でありながら、慈愛と滋養がいっぱいの旨い昆布茶を飲んでるような、そんな味わいの作品でした😊
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やっぱり肉!肉!肉!ばっかりじゃなく、たまにはこうした有機野菜も人間必要なんですよね😂
私は好きですよ。これ。
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さぁ〜!まだまだ歯抜けが多いけど、これからもゆっくり補完していきますよ、イーストウッド作品😆!
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(画像はだいぶ省力化しましたが、文章はなかなか短くならん😂 やっぱり思い入れのある監督・作品だとどうしても入り込んでしまう…😅 次こそもっと簡素に😩)
ましゅー

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