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闇はささやくのkuuのレビュー・感想・評価

闇はささやく(2021年製作の映画)
3.5
『闇はささやく』
原題 Things Heard & Seen
製作年 2021年。上映時間 121分。
アマンダ・セイフライドが主演を務め、呪われた一軒家に引っ越してきた夫婦の運命を描いたサスペンススリラー。
シャリ・スプリンガー・バーマンとロバート・プルチーニが監督・脚本を手がけ、エリザベス・ブランデージの小説を映画化した。
夫役にジェームズ・ノートン。

1980年代。
摂食障害を抱える美術修復家キャサリンは、夫や娘とマンハッタンで暮らしていたが、夫の仕事の都合で田舎町へ引っ越すことに。夫が見つけてきた古い一軒家で新生活をスタートさせるが、家の中で次々と怪現象が起こる。 
やがてキャサリンは、この家にまつわる忌まわしい過去と、夫の恐ろしい裏の顔を知る。

今作品はあらすじにも書いてある、拒食症の妻とその娘を連れて、不気味で幽霊が出そうなこの古い家にやってきた。
もちろん、そこじゃ最近ひデェ殺人自殺があったのやけど、卑劣な夫は神経質な妻にその知らせを隠していた。
『悪魔の棲む家』から『フッテージ』まで、数々の映画をご存じなら、それはまたかよのお話。
それに、小さな町と大学のコミュニティで、彼女の新居に関するその重大な特徴が、いつまで彼女に秘密にされ得るだろうか?
ニューヨークの自宅から連れてこられた妻であり母であるキャサリン・クレアという、かわいそうな小さな瞳をしたアマンダ・セイフライドの役柄には、保護者のような感情を抱かずにはいられない。
彼女の惨めな夫ジョージを演じたジェームズ・ノートンは、その役柄にぴったりかな。
彼は、大学院で若いかわいい女の子を捕まえるのが好きだったため、取得しなかった学位のために博士課程の指導教官の推薦状を偽造したり、死んだいとこから盗んで自分のものだと主張した絵画に至るまで、すべてにおいて嘘をつき、ごまかした。
しかし彼の魅力は、フロイド・デビアス役のF・マーレイ・エイブラハムがテレビシリーズで演じるよな新しい上司や部長にうまくいってたかな。 彼はまた、乗馬のインストラクターとしてコーネルを休んでいた、利口なエリート主義の地元の牝馬も射止めた。
そして、この古い酪農場の前のオーナーである自殺した殺人犯の2人の息子が、ベビーシッター兼便利屋として新しいオーナーのもとへやってくる。
扠、これらすべてには超自然的な側面がある。 スウェーデンボルグという神秘主義者の影響を受けた19世紀の画家を研究した悪役の学問的追求からすべてが始まる。
どうやらスウェーデンボルグは、我々が人生で行ったことは死後の世界でも反映されるという哲学を持っていたよう。
しかし、簡単に説明すると、彼らの古い農家には、夫に殺された前の主婦たちの幽霊がいて(19世紀の元の所有者の妻も謎の死を遂げ、殺されたと推定されている)、これらの幽霊は、幽霊の存在によって彼女に合図を送ったり、ジョージが彼女に嘘をつくと子供のナイトライトを爆破したりすることで、不幸なキャサリンに警告しようとしていた。
彼女は交霊会まで開き、大学のフリンジ集団全員がこのポルターガイストを見る。
しかし、このような善良な幽霊と一緒に、ジョージを以前の普通の嘘つきでズルい自分よりもさらに悪くする悪い男の幽霊も密かに出てくる。
個人的に、こないな田舎町と大学の設定が好きっすわ。
個人的には悪くない映画やけど、他の方々のレビューにもあるように、結末が弱い。
たぶん、原作本にはもうちッと見どころがあったんやろけど、脚本家たちは時間枠に押し込めなければならなかったんやろな。 
でもまぁそれなりには楽しめました。
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