11月の季節外れの暑い日、日本からニューヨークに移民したヒロは、生きた鶏をさばいて、夕食を作ろうとしていた。しかし、日本から遊びに来た従兄弟のケイと道で倒れていた人を助けた善意が報われず、鶏を殺すことができなくなる。
恋人であるシンに不信感を抱いたカズは、元恋人タカシのもとへ。しかし、彼に家庭があることが分かり、カズは居場所がなくなる。照れず、脇目も振らず、ただひたすらに“愛”を描く。
リベリア共和国のゴム農園で働くシスコは過酷な労働の中で家族を養っていた。仲間たちと共に労働環境の改善に立ち上がるが、状況は変わらない。そんな時シスコは従兄弟のマーヴィンからニューヨークでの…
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