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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのhiyokoのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

"完全版"とも呼べそうな、ザック・スナイダー監督によるジャスティス・リーグ、4年越しの実現!
一度公開された映画が別の監督の手で作り変えられるという、奇跡のような出来事…。
個人的には2017年版も大好きだったのですが、4時間の大作、新たな形で生み出されるジャスティス・リーグに興味を惹かれて、先行配信を楽しみにしていました。
レンタルするには長時間の作品なのでタイミングを迷っていましたが、U-NEXTの冒頭10分映像を観ていたら、いてもたってもいられなくなって一瞬で配信版を購入してしまった!✨

冒頭から、重厚な音響、静かな迫力のある映像美に耳と目を奪われる。
2017年版の詳細な記憶は薄れていたけど、同じ展開をなぞる部分でも、重みの増した気がする空気感に自然に心が惹かれました。
ワンダーウーマンの登場や、セミッシラの戦いの気高さ。バットマンによるバリー勧誘シーンなど…
大好きだった場面との再会に胸が湧き立ち、ブラッシュアップされる物語の中に引き込まれる。
長尺によって深まるメンバーそれぞれの個性。特にビクターとバリーの背景が掘り下げられて、人間としての魅力も増していたのが嬉しかったです。

最初はジャスティス・リーグをもう一度"初めて"観られるような嬉しさに涙が出てきたけど、終盤はただただ皆がカッコ良すぎて泣けてきた…。
2017年版の記憶と比べたときに最も際立ってみえたのは、ヒーロー達の"神々しさ"でした。
一瞬一瞬の画が本当に美しくて、鳥肌が立ち続けてしまう。
迫力と脅威を存分に放つステッペンウルフに立ち向かう皆から溢れてくる強さ。それは人間としての美しさでもあるけれど…
まさに"神話"という言葉が浮かんでくるような、壮大な戦いの荘厳さに、魂を震わされました。

2017年版では、一人一人で生きていた皆がチームとして集まって、何だか家族みたいになっていく雰囲気が大好きだったのですが、そんな"可愛さ"が控えめになっていたのは少し寂しかった。
そのかわりに、今作の雰囲気に合った、シリアスで重みのある心の繋がりが印象的でした。
終盤で垣間見えた、絶望的な未来…。
どんな物語がそこまで導いていくのか、それとも運命を回避することができるのか?スーパーマンとロイス・レインの関係を軸に、気になる関係性が多すぎるエピローグ。
(悲しい未来を塗り替えてほしいけど、あの人との共闘とか、観てみたくなってしまう…🙌)
一気に広がったDCEUの世界、ワクワクする要素だらけで、続編や単独作もぜひ実現してほしい…!
最近はMCUに心奪われていますが、「DCヒーローも大好きだ〜!!!✨」と叫びたい気持ちが爆発的に溢れてくるような4時間でした。
本当に面白い作品ばかりで、生きていて楽しいです!😆


最近スマホの画面を割ってしまって、修理の際に下書きが消えてしまったら悲しいなぁと思い…
1ヶ月ほど前に書きかけていたレビュー、途中で力尽きていたのを今更ですがMark!しました💦
マイペースすぎる投稿になりがちですみません🙏
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