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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑のhiyokoのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

大好きな実写版「ピーターラビット」の続編!🙌💕
延期が続いて1年越しの公開、ついに劇場でピーター達や、ビアとマグレガーさんに再会できて嬉しいです☺️

前作で結ばれた2人の結婚式から始まる今作。
マグレガーさんと戦い続けてきたピーター、やっぱりハチャメチャで台無しになってしまうのか!?と思いきや…見られたのは素敵な結婚式!✨
マグレガーさんが育てているトマト🍅を大事にしているピーターに、大人になったなぁ…と、久々に会う親戚の子の成長に感動するような気持ちになりました😊
それなのに、善意の行動が裏目に出てしまうのが切ない…。

理解されない悔しさを抱えている時に、都会暮らしのワルのウサギ、バーナバスと出会って感化されていくピーター。
マグレガーさんとの戦いで鍛えられたバトルスキルを買われて、仲間にならないかと誘われることに。彼のチームはいわゆる強盗団ではあるものの、奪っていくのは果物や野菜だったり、一世一代の大勝負で狙うお宝もドライフルーツだったり…画的にもどこか可愛さがあって良かったです。
父親の友達だったと明かし、何度も"son"と呼ぶバーナバスに憧れていくピーターの気持ちがまた切ない。

湖水地方の仲間にも声をかけて、ファーマーズマーケットにお宝奪取の大作戦に乗り込む皆!
家族的に農業と縁が深いので、次々とやられていく農家さんたちにヒヤヒヤしつつ、手際の良すぎるスピード感に笑ってしまいました😂
だけど、大成功の先にあったのは…
"愛情トマト🍅"の試食皿を手にしたマグレガーさんの笑顔があまりに良くて、一瞬で全てがめちゃくちゃになってしまうのが切なすぎた…。

憧れも仲間も失って、後悔に暮れながら救出に奔走するピーター。だけど、その苦しさに気付いてくれたのは意外な人物。
ピーターが変わっていないと怒り続けていたマグレガーさんだけど、実は家族だと思って接していたんだなぁ。
ここに来て、グッと近付いた2人の心の距離が良かった😆
台詞を正確に覚えてないのですが、「一緒に家族を助けに行くぞ!」みたいな言葉がすごく嬉しかった感覚が残っています。

その仲間が、勝手にペットショップ的なお店に入れられて、"里親"って言ってたのに食用や解剖の憂き目にあいかかっていたのが結構ショックで引っかかってしまったのですが…💦
そんなシニカルな笑いがちょこちょこ合わない部分もありつつ、思い返せば好きなシーンが次々に浮かんでくるという、なんとも★の数に迷ってしまう作品でした。
幸せそうなビアとマグレガーさん、ピーター達を見られたのがとにかく嬉しかった!
欲を言えば、ウサギの兄妹全員の活躍をもっと見たかったかな?🐰
モフモフの躍動感で跳ね回る皆がすごく可愛かったです💓

もともとはドーナル・グリーソンさんの出演が気になって観に行くことを決めた1作目でしたが…
今作でも、ピーターとの交流を経て、懐が深くなったマグレガーさんがますます素敵でした☺️
ビアと2人で本の拡大出版に心を動かされていくのが心配だったけど、変わっていくビアに気付いて、止めようとしてくれたのが嬉しかった!
相変わらず仕事に本気すぎるところや、やたらと吹っ飛ぶところも見られて楽しかったです🤣✨
ハンサムなのに全力で面白い演技を見せてくれる俳優さんが大好き…!💗

エンドロールでのその後の皆も楽しくて、今度はピーターと子供たちの大冒険とか、いくらでも続きが観られそうな気がしてくる世界観がいいなぁ♪
ぜひ3の実現も願いたくなります!🙌
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