法で裁けない悪党っているよね~!って軽い気持ちで観始めた。んだけど、最初の事件(?)がちゃっちくて、これの復讐だとしたらなかなか話が膨らまなそうだな…って一抹の不安を覚えた。
そんな私の不安を振り払うように、なんかもっとやばそうな事件の遺族が出てきて、それがまた可愛いタイプのイケメンで!この際つまらなくてもいいから私この映画観るわ!って邪な感情が爆誕した。
映画のセットが安っぽいのが否めない見た目な分、内容を頑張ろう!って感じる映画。
過去に大切な人を奪われた被害者とその加害者が数組いて、加害者は各々が起こした事件で裁かれることがなかった人なので捌き直しましょうや、ってストーリー。
被害者が自ら復讐してやんよ!って話では無く、加害者も被害者も突然子のやり直しゲームに巻き込まれているので、復讐を戸惑う人もいればニコニコ笑顔で楽しんじゃう人もいて十人十色。
案の定なんだこれ?な展開になるし、相変わらずセットは安っぽいし、音楽もなんでこれ選んだ?ってくらい軽いBGMだしでグダグダだった。
エグいけど、いいぞやっちゃえ!復讐果たしちゃえ!ってなる映画かと思ったらまるで違ってガッカリ。
ラストの落ちもあまりにも雑。誰がどういうつもりで仕掛けたん?ってなったし、そもそもこの計画というか復讐劇というかを企んだ黒幕も目的も謎すぎた。
主人公(だったのかな?)を演じた俳優のご尊顔に負けて最後まで観るぞ✩って心を決めてみたくせに、なんじゃこりゃ?の一言で終わってしまった。
見ている最中、面白くなりそう!って予感もなく、ワクワク感もなく終わっちゃったもんだから消化不良過ぎてどうしたもんかと。
ラストのネタバレ(種明かし)も???だった。