うどん

秘密の森の、その向こうのうどんのレビュー・感想・評価

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)
3.9
あらすじに惹かれて鑑賞。

女の子たちが可愛いいい!!
「さようなら」が沁みます。

主人公ネリーは8歳。大人びた顔つき、素敵なお洋服をまとい、なんと可愛らしいこと。亡くなった祖母の家に両親と行き、整理のために数日間滞在する中で、森で子供の頃の母親に会って…という話。

冒頭の車内でのネリーと母親マリアンヌのシーンから、二人の仲の良さが伝わって、まだ子供のネリーの可愛らしさもあって、心掴まれた。
母親マリアンヌの少女時代を演じる女の子も可愛かった〜。ネリーと顔が似てるぞ?と思っていたら、双子ちゃんなのね。ネリーとマリアンヌという2人の少女が遊ぶ様子にほのぼの。「ごっこ遊び」がオマセで高度なのには笑った。お洋服はもちろん、作品全体のデザインがとにかく可愛い。

73分という短い作品ながら、自分と同い年の母親に出会って、亡くなった祖母に出会って、今の母親に思いを馳せて、、、言葉や音楽が少ないながらにジワジワとくる温もり、そしてどこか寂しい気持ち。日常や自然の音が心地よかった。
ラスト、とても良かったです。
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