ばーとん

煙突の見える場所のばーとんのレビュー・感想・評価

煙突の見える場所(1953年製作の映画)
1.5
玄関先に捨てられていた赤ん坊を巡って右往左往する夫婦の話。コメディになったり、シリアスドラマになったり、ハートウォーミングになったり、反戦モノになったり、観客受けする要素はとりあえず何でもブチ込んどけみたいな、よく言えばサービス精神旺盛な、吉本新喜劇のような脚本。それにしてもとっ散らかりすぎてる印象。劇伴が悲劇調か喜劇調のユニゾンばかりな上に、音響も過剰。赤ん坊の泣き声だけでも十分喧しいのに、新興宗教とかラジオ屋とかうるさすぎる。音がうるさい映画は好きになれない。
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