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幸せは、ここにあるのデイのレビュー・感想・評価

幸せは、ここにある(2021年製作の映画)
4.5
全てビリークリスタルに捧ぐ。

監督、脚本、製作、主演がビリークリスタルですが、原作本があるのですねー。

近年のビリーを見たのは初めてかもしれないです。
本当に本当に素敵に歳を重ねていて。
しかも、コメディでは無いビリークリスタルの作品も初めて観ました。

はぁ…素敵でした。
とくに、ウィンクをするところとか…、
可愛いやら、素敵やらでクラクラしました☺️

NYとビリークリスタルと来れば、どうしても恋人達の予感を思い出してしまいますが(もう100万回ぐらい観てる映画な訳だし)

エマがレストランでの注文は
恋人たちの予感でメグライアン演じるサリーをヒントにしたのかなー?とか思ったり笑
サリーは口を挟ませ無いのでは無く、注文の仕方が細かいだけでしたけれど…。
「クリームは上に乗せないで横に添えてね」
とか…。

まあ、ファーストインプレッションのエマは良く無かったけれど、
チャーリーにとってエマが居なかったらどうなっていたのでしょう。

病気の事だって、打ち明ける相手が居ない…。

と言うか、チャーリー自身が病気を受け入れているのが凄いなー。

若くして妻キャリーを亡くし…回想シーンで、若き日のチャーリーの代役を立てず、ただただチャーリー目線でキャリーとの思い出のシーンを見せる方法も良かった。

キャリーがとても素敵なかたで、ルイーザクラウゼ…どことなく笑顔とかがキャリーマリガンに似てるなー☺️
エクボとか…

孫娘リンゼイのユダヤ教のバットミツバでのシーン…
エマが披露した歌声が招待客の心を掴むシーン
(エマが歌っていたのは"Janis Joplin - Piece Of My Heart")

そして、家に帰り近隣のヴァイオリンの音色でチャーリーとエマが2人で手を取り合ってゆったりと踊るシーンがとても好き。

チャーリーの仕事はコメディ作家だから会社の打ち合わせやTVショーのシーンも入りますが

やはりチャーリーとエマとの2人のシーンが好きでした。

チャーリーは息子と娘と確執がずっとあって…
特に下の娘で孫娘リンゼイの母親であるフランシーンとの確執が強く大きい。

アメリカ映画特有のクライマックスシーンの少し大袈裟でお涙頂戴なシーンは少し冷めてしまうけれど(ここがマイナス0.5かな?)

でも、この作品を観ながら、ずっと心の中は涙でいっぱいで
結局は観終わって泣いてしまいました😭

新しい記憶から消えて行く病気で、過去のインパクトがある事は最後の最後まで覚えているもの。

どうかチャーリーは妻キャリーが亡くなってしまった当日の事では無く、
キャリーとの幸せな日々の記憶だけはチャーリーがずっと覚えていて欲しいと願うばかりです。

Lake Charlie

「恋人たちの予感」同様NYの景色も堪能出来ました!
私も死ぬ前にもう一度行きたい!!行く!!と自分に誓う…

……

ビリークリスタルの映画を最後に観たのは「アメリカンスィートハート」でかなり面白くてDVD📀購入
もう6年半経っていました。
しかも22年前の映画だし。

ロビンウィリアムズと共演した「ファザーズデイ」はナスターシャキンスキーが出ていたので、昔々観たのですが、中身スッカリ忘れてしまいました。
デニーロとの映画も…。
また観たいのですが、配信では観れないようです。

……

えっと…
すっかり私は邦題文句BBAになってしまいましたが💦
「今日、ここで」
が良かったなー。

あと、filmarksさん!!アマプラで観れるのに表示が無くて、あと少しで配信が終わるところでしたー!!
更新して欲しいです!!

とにかく、観れて良かったです!!
デイ

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