サラリーマン岡崎

屋敷女 ノーカット 完全版のサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)
3.9
公開当時は年齢制限でまだ観られなかったけど、こんな頭おかしい設定の映画誰が観るんだろうと高校生の岡崎は思っていましたが、アラサー岡崎は観に行っていますとその時の岡崎に伝えたい。
もう完全に怖いもの見たさです。この機会を逃したらノーカット版観れないかもしれない!!!と思い、公開決定した瞬間からウズウズ。。。

今作のモザイク有り版は未見だったが、リメイク版の『インサイド』は観賞済み。
リメイク版は元作未見の岡崎でも、ライトになっていて、アメリカのB級映画感が溢れる作品でめちゃくちゃ観やすかった。グロは抑えめにしつつ、どちらかというと小道具使いを駆使していたイメージ。耳が聴こえなくなるという設定は元作にはなかったんだと今回知った。

そして、いざ臨んだノーカット版!
まず、観賞前に蒙古タンメン中本で、体内を辛さで刺激。準備万端!
いや、ドキドキしてる…久しぶりにドキドキしながら、席に着く…。
前半は至って普通のフランス映画で、まさかスプラッター展開がこの後に来るとは考えられない。
それが、もう女が現れてから一変!違う映画かな?
そしてグロ展開へ…ん?グロいけど、意外とイケるかも…?

…と思ったのは、隣のカップルのせいです。
まず、遅れてやって来た上に、最初携帯観てたけど、ガン見する程度でイラつきを抑えましたが、
怖いシーンが出る度に彼女が彼氏に「イヤッ!」と言って、抱きつくのです。
抱きつくたびに揺れる席。通常料金で4DX体験できましたよ!!!泣
とまぁ、怖い気持ちを感じに行ったのに、隣のカップルのせいで集中できず…。
怖いのわかって観に来てんだろ!観るからに演技で怖がってる感じ、絶対怖いと思ってないだろ!(それはそれですごいと思うけど)隣でプレイすんな!
俺はスクリーンの2人の女のプレイを観たいんだよ!!!
…ということで、観賞マナーのひとつに「抱きつくの禁止」を制定してほしいです。

でも、まぁ、スクリーンの2人の女のプレイも容赦なかった…。
リメイク版は最終的に感動演出もあったけど、こちらは全くありません。
もう、監督のグロ趣味でしかない映画です。悪趣味すぎます。
終わり方も何と無く知ってたけどさ、多分あそこがモザイクになってたと思うんだけどさ、普通に痛いわ!!!
でもそんな映画を楽しんでいる自分も悪趣味すぎて、自分が理解できません。

いろいろありましたが、まぁ、悪趣味な欲望を持つ方たちが集まる劇場という空間はとてもなんか面白かったっす。なかなか無い体験だしな笑
今年の肝試し始めですな。